ワタクシは武道・格闘技を「球形に近い多面体の様相を持つ『実戦』のある一面を切り取って、その面だけに通用する技術を先鋭化させたもの」と定義しており、その1面1面を混交することなく、丁寧に磨くことこそが「実戦」への何よりの備えである、ってなことを弊ブログで幾たびかお話しさせて頂きました。
が、世の中には「『実戦』の一面一面を分けて稽古するなんてバカげている。その『多面体』をまるごと包含したトレーニングをした方がいいだろ!」なーんてことを言いだす人がまだまだたくさん存在します。
いわゆる「ケンカ自慢」や「護身術マニア」、「マーシャル(以後MAと呼称)アーツマニア」といったみなさまが、それに類するでしょう。
しかしワタクシ、今までけっこうな数のこうした人種にお会いしましたが、はっきり申し上げて、どれもこれも大したレベルになく、笑いかため息のどちらかしか出ないようなヒトとテクニックばかり。「よくこれで人を集めて教えようと考えたものであるなあ(詠嘆)」ってな感じでした。
いわゆる「実戦」というものを理解するにあたり、柔道や空手などといった一般的な武道・格闘技を稽古し、技を習得する役割とはズバリ、「戦いにおける四則演算」をマスターするためであると考えております。
四則演算、つまり足し算・引き算・掛け算・割り算ができなければ、以後の数学へのステップアップは絶対にムリですよね。九九もできないようなヤツが「オレは今から微分を極める」とか言い出したら「ああ、この人は最近うち続く暑さで頭がおかしくなったか」と思われるだけでしょう。
これと同じく、人間の殴り方、その受け方、投げ方、固め方、極め方の基本は武道・格闘技以外の習得方法は存在せず、これこそが「実戦」の四則演算たり得るものです。
この「四則演算」の習得は、日本にいるいわゆる護身術マニアやMAマニアが一番バカにし、おろそかにすることですが、逆に「実戦」というものが極めて身近にある海外、特に毎日毎日殺し合いに発展する「実戦」が生起するブラジルで、オヤジが給料の半分を割いて子供に武道を習得させることが常態化している現実を、ヌルい「実戦」を弄ぶことができるマニアは、重く受け止めるべきでしょう。
ワタクシは当然「武道・格闘技を修めない者に実戦を語る資格なし」と強く主張する者であり、それによって「実戦」の持つ「面」が、いわゆる護身術・MAマニアより間違いなくたくさん、そして深く見えていると自負しております。
(弊ブログのご意見番・老骨武道オヤジ様はもっと深く見えていらっしゃると思いますが(;^ω^))
が、世の中には「『実戦』の一面一面を分けて稽古するなんてバカげている。その『多面体』をまるごと包含したトレーニングをした方がいいだろ!」なーんてことを言いだす人がまだまだたくさん存在します。
いわゆる「ケンカ自慢」や「護身術マニア」、「マーシャル(以後MAと呼称)アーツマニア」といったみなさまが、それに類するでしょう。
しかしワタクシ、今までけっこうな数のこうした人種にお会いしましたが、はっきり申し上げて、どれもこれも大したレベルになく、笑いかため息のどちらかしか出ないようなヒトとテクニックばかり。「よくこれで人を集めて教えようと考えたものであるなあ(詠嘆)」ってな感じでした。
いわゆる「実戦」というものを理解するにあたり、柔道や空手などといった一般的な武道・格闘技を稽古し、技を習得する役割とはズバリ、「戦いにおける四則演算」をマスターするためであると考えております。
四則演算、つまり足し算・引き算・掛け算・割り算ができなければ、以後の数学へのステップアップは絶対にムリですよね。九九もできないようなヤツが「オレは今から微分を極める」とか言い出したら「ああ、この人は最近うち続く暑さで頭がおかしくなったか」と思われるだけでしょう。
これと同じく、人間の殴り方、その受け方、投げ方、固め方、極め方の基本は武道・格闘技以外の習得方法は存在せず、これこそが「実戦」の四則演算たり得るものです。
この「四則演算」の習得は、日本にいるいわゆる護身術マニアやMAマニアが一番バカにし、おろそかにすることですが、逆に「実戦」というものが極めて身近にある海外、特に毎日毎日殺し合いに発展する「実戦」が生起するブラジルで、オヤジが給料の半分を割いて子供に武道を習得させることが常態化している現実を、ヌルい「実戦」を弄ぶことができるマニアは、重く受け止めるべきでしょう。
ワタクシは当然「武道・格闘技を修めない者に実戦を語る資格なし」と強く主張する者であり、それによって「実戦」の持つ「面」が、いわゆる護身術・MAマニアより間違いなくたくさん、そして深く見えていると自負しております。
(弊ブログのご意見番・老骨武道オヤジ様はもっと深く見えていらっしゃると思いますが(;^ω^))
四十路…様がおっしゃる「ごくごく一部の天才」が非常に気になります。四十路…様は会ったことがあるのでしょうか?
また、ブログ主様が「ごくごく一部の天才」についてその存在を認めるか否かについても興味をそそられます。
老骨武道オヤジさま、再びの投稿ありがとうございます!
前途有為な若者を続々と輩出されていることは、「何かの講をつくって運営する」能力がゼロのワタクシには全くできないことであり、大変尊敬しておりますm(__)m
あああ…それで警察さんのボディアーマーの防刃体が、ずいぶんお腹側に寄った、へんな造りをしていたんですね…偉い人にはやっぱり、大事なことがわからないんですね。
またよろしくお願いいたします!
彼らのように「実戦」を標榜する身からすると格闘技は一種のシミュレーションでしかないかもしれないですが、シミュレーションすら出来ずに「実戦」などとうてい不可能(ごくごく一部の天才は除き)と思っております。
武道を競技とすることのむつかしさとその有用性は、それを自然に与えられた阿呆にはなかなかわからないもので…ワタクシも老骨武道オヤジさまと全く同じ見解を持っております。
またよろしくお願いいたします。