tokyo_mirage

東京在住・在勤、40代、男。
孤独に慣れ、馴れ、熟れながらも、まあまあ人生を楽しむの記。

会社の自分のデスクを描写する

2016-03-07 17:01:10 | 雑感
会社の自分のデスク。

奥側半分。左から右へ。
固定電話、ノートPC、ファイルボックス、レターケース。

ノートPCは目いっぱい奥に置くと使いづらいので、少し手前に出す分、
後ろの空いたスペースにファイルボックスを横向きに置いてある。
1か月単位で入れ替わる種類の書類が入っている。
暑い時のためにうちわも突っ込んである。
その上には卓上カレンダーを載せてある。
つまり、ノートPCの画面のすぐ上の位置にカレンダーが見える。
僕は手帳は使わず予定はすべてこのカレンダーに書き込んでいるから、
このポジション取りは重要である。

ノートPCのすぐ右、もう一つのファイルボックスとの間の隙間に、
A4を半分に切った裏紙が数十枚、目玉クリップで留められて立てて置いてある。
メモ帳、あるいは、ガムを噛んだ時の捨て紙などとして使用。
ファイルボックスには、週単位で替わる種類の書類と、
案件ごとに色分けしたクリアファイルが刺さっている。
黄色が最も使うファイル。もう10年以上使っているので、結構ゴワゴワになっている。
でも使い慣れているから替える気はない。

奥側の右端にレターケース、その上にファイルボックスを置いている。
ファイルボックスの縁にハンガーを引っかけ、ジャケットを(冬場はコートも)掛ける。
(僕のデスクの右側は通路状に空いているのだ)。
この「レターケースとファイルボックスの積み重ね」は、
ハンガーを掛けたいがための仕組みに過ぎない。
レターケースはほとんど開け閉めしないし(中にも大したものは入っていない)、
ファイルボックスは重さをかせぐために(軽いとハンガーを引っ掛けるバランスが取れないから)、
無意味に書類を詰め込んである。
PC横の適当な「壁」となって、「囲まれている」感覚を作るのにも有効。

レターケースの前にはB4サイズのマットが敷かれている。黒い下地に透明のカバー付き。
現在進行中の書類はここに挟んでおく。
デスクの「手前側半分」に置かれているのはこのマットのみ。
つまり、手前側半分は、B4サイズ×横2枚分くらい、何もないエリアとなっている。
パソコンを使う時に腕を置き、マウスを動かすエリアとなる。
PCの左側からは、USB接続で、卓上扇風機と、ケイタイの充電ケーブルが出ている。

引き出しは4つある。

お腹の前の広い引き出し。
名刺が8つのブロックに分かれて入っているが、特に整理はしていない。
その隣には人事考課系の書類(つまり人に見られたくない書類)が入っている。
そのほか、予備の割りばしやスプーンなどが入っている。

右側に3段。
一番上は文房具。おかしの空き箱などを使い、見事なまでに区画整理されて入っている。
二番目はほとんど空いている。
ガムのボトルとかポケットティッシュとか予備のネクタイとかが雑多に入っている。
財布もここに入れておく。
三番目は深い引き出し。保存する必要のある書類がおもに入っている。
就業規則とか業界関係のルールブックとか、
およそ読みそうにないが捨てるに捨てられない本も入っている。

机の下(足を入れる部分)は何も置かない。
フットレスト代わりの紙芯があるだけ。

別に面白味はない。
うちの部署では多分一番整然としたデスクだけど(何しろガサツな人が多い業界だから)、
たとえば銀行員のデスクに比べたら雑多だろう。
不要なものもたくさんあるが、うちの会社に関して言えば、
シンプルすぎるデスクは「仕事ができる人間」を演出することにはならず、
「ヒマな人間」「仕事を干された人間」、
下手をすると「入院中で長期不在の人間」に見られてしまうかもしれないから、
これ以上ものを減らすつもりもない。
(まあ、自分に何が必要で何が必要でないかは把握しているから、
いざとなれば15分で捨てるものの仕分けはできるけどね)

会社のデスクはその会社ならではの機密(程度はどうあれ)に溢れてるだろうから、
画像をアップしたりすることはできないけれど、
業界ごとの「デスクの個性」を見てみたくもある。
どっかの雑誌でそういう特集組まないかな。