情報流通促進計画 by ヤメ記者弁護士(ヤメ蚊)日隅一雄

知らなきゃ判断できないじゃないか! ということで、情報流通を促進するために何ができるか考えていきましょう

憲法をカネで買うのか~本日、憲法改正国民投票法案の公聴会で議論白熱必至!

2007-04-05 06:41:30 | 憲法改正国民投票法案そのほか
 強引な採決が懸念される憲法改正国民投票法案に関する公聴会が今日、衆院の特別委員会で開かれる。最低投票率の不設置に象徴される国民主権の問題、無限定なテレビCMによる世論操作の問題など、様々な問題が指摘されるはずだ。ぜひ、生でも録画でもいいので、どのような議論がかわされたのかを皆さん自身の目でご確認頂きたい。衆院の中継テレビは、こちら←クリック。

 本日登場する公述人は、次のとおりです。

■■衆院HP引用開始■■

日本大学法学部教授 百地   章 君

社団法人自由人権協会代表理事 弁護士 庭山正一郎 君

特定非営利活動法人Rights理事 小林  庸平 君

主婦 田辺  初枝 君

大宮法科大学院大学法務研究科法務専攻 南部  義典 君

地方公務員 松繁  美和 君

弁護士 森川  文人 君

■■引用終了■■


 なお、テレビCMの問題については、東京新聞が特報面で昨日取り上げました。勇気ある紙面を組んだ東京新聞にエールを送りましょう!

■■引用開始■■

 国民投票法案は十三日にも衆院本会議で可決される見通し。しかし十分な議論が尽くされたとはいいがたく、与党提出の修正法案に疑問符を付ける向きは少なくない。反対論者が最も懸念するのは、メディアを使った広告の公平性だ。修正案は「投票日二週間前からのテレビ有料CMを禁止」としたが、これで十分といえるのか。昨年六月、イタリアで実施された国民投票は、「全国ネットの有料政治広告は全面禁止」で行われ、改憲案は否決された。 (竹内洋一、中里宏)

■■引用終了■■







★「憎しみはダークサイドへの道、苦しみと痛みへの道なのじゃ」(マスター・ヨーダ)
★「政策を決めるのはその国の指導者です。そして,国民は,つねにその指導者のいいなりになるように仕向けられます。方法は簡単です。一般的な国民に向かっては,われわれは攻撃されかかっているのだと伝え,戦意を煽ります。平和主義者に対しては,愛国心が欠けていると非難すればいいのです。このやりかたはどんな国でも有効です」(ヒトラーの側近ヘルマン・ゲーリング。ナチスドイツを裁いたニュルンベルグ裁判にて)
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公共放送が何によって成り立つかを問う重大な裁判だ~NHK受信料不払い支援弁護団が決意表明

2007-04-05 05:21:49 | メディア(知るための手段のあり方)
 NHK受信料不払い問題で訴えられた33人のうち、これまでに支払う方向で解決した人を除く3人全員が一致団結して、NHKの請求に対抗していくことが決まり、弁護団10人が4月4日、うち1人の訴訟に応訴するとともに、今後、NHKがさらに法的手続きをした場合、弁護団は理由ある不払い者については支援をしていく決意を表明した。

■■報知新聞引用開始■■
 NHK受信料不払い問題で東京の弁護士10人が4日、支払い督促に異議を申し立て、東京地裁、簡裁で裁判が続いている3人の依頼を受け弁護団を結成した。都内で開いた記者会見で「不祥事や政治家との関係で国民の信頼を裏切り、契約に違反した」と述べ、公共放送の在り方をめぐってNHKと全面的に争う姿勢を示した。

 弁護団の沢藤統一郎弁護士は「NHKは信頼に応える放送、報道をするのに対して、視聴者が受信料を支払うという関係が放送法の趣旨だ」と指摘。その上で「信頼を損なっても解約できない契約は無効とも言える。公共放送が何によって成り立つかを正面から問う重大な裁判だ」と訴えた。

 依頼した3人はいずれも都内の30代の男性。カラーテレビ受信契約を結んだが、約4万1000円―5万3000円の支払いが滞っているとして督促を受けた。相次ぐ不正経理などの不祥事や番組内容への不満などを理由に異議を申し立てているという。

 NHKは昨年11月、3人を含む33人に督促、うち20人が滞納分を支払った。訴訟が続いているのは3人で、残り10人は分割払いに応じるなどしている。

 3人のうち1人とNHKとの訴訟の第2回口頭弁論が同日、東京地裁(綿引穣裁判官)で開かれた。男性は出席せず、弁護団は3人の審理を併合するよう裁判官に要望した。

■■引用終了■■

すでに支払いに応じた人の中には、どうしてよいか分からず、支払った人もいると思うが、今後、NHKから請求を受けたら、弁護団に連絡してみるのも一つの方法だろう。

弁護団の動向については、「NHK受信料督促裁判を考える!」(←クリック)をご参照下さい。

NHKとの受信契約が法律によって規定されているのは何故か?それを考えることは放送の役割を考えることであり、現在のシステムのあり方について考え直すことでもあります。

皆さんも一度、自分が訴えられたらどうするか、考えてみて下さい。

ちなみにNHKは、今回の弁護団結成のニュースは無視する模様…。確か、NHKはHP上で督促手続については逐一報告していたはず…。今回の弁護団の結成は、受信料の本質が問われる裁判であり、NHKをご覧の皆様やNHKのHPをご覧の皆様にも十分お伝えしないと行けないのでは?!


画像はこちら(←クリック)から







★「憎しみはダークサイドへの道、苦しみと痛みへの道なのじゃ」(マスター・ヨーダ)
★「政策を決めるのはその国の指導者です。そして,国民は,つねにその指導者のいいなりになるように仕向けられます。方法は簡単です。一般的な国民に向かっては,われわれは攻撃されかかっているのだと伝え,戦意を煽ります。平和主義者に対しては,愛国心が欠けていると非難すればいいのです。このやりかたはどんな国でも有効です」(ヒトラーの側近ヘルマン・ゲーリング。ナチスドイツを裁いたニュルンベルグ裁判にて)
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