情報流通促進計画 by ヤメ記者弁護士(ヤメ蚊)日隅一雄

知らなきゃ判断できないじゃないか! ということで、情報流通を促進するために何ができるか考えていきましょう

左翼が怖い、外国人が怖い~あほか、これ読んでからもの言え:警察裏金を告発した仙波さんのドキュメント

2007-04-30 14:19:22 | 適正手続(裁判員・可視化など)
 警察裏金問題を早急に糺さなければならないのは、警察の裏金づくりに警官1人ひとりが関与させられるため、警官が全員、領収書偽造、すなわち、有印私文書偽造・行使という犯罪を犯すこととなり、規律が失われてしまうからだ、ということを愛媛県警の仙波巡査部長の講演で知った。講演録は部外秘なので、紹介できないが、仙波さんを支援する会のウェブサイト(←クリック)に掲載されている事実だけでも十分にインパクトがある内容だ。ゴールデンウィークで時間があるときにぜひ、目を通し、できれば、支える会の会員になってほしい。そして、さらにできれば、他の人にも、会員になるよう呼びかけてほしい。もし、会員が100万人を超えるような事態になったら、世の中が変わるように思う。

 以下、仙波さんを支える会のウェブサイトからその一部を引用する。権力を監視する必要性を書くとすぐに、じゃぁ、左翼集団は権力じゃないのか、とか、在日外国人集団も権力だ、などというとぼけたことをコメントする方がいらっしゃるが、税金を使える組織の怖さをよ~く読んでから、コメントしてね。そういえば、国会議員も領収書がいらないらしいねぇ…。

  ★仙波はそのうえで告発を決意した動機についてはこう語った。
「人一倍強い正義感を持って警察官となった若者たちが、たちまちのうちに《裏金作りという犯罪》に染められてしまう、と言う現実が警察にはある。警察官としての良心や正義感が蝕まれてしまう。このことは必ず将来に禍根を残すことになる」と。

 ★仙波は、今注目を集めている捜査報償費とニセ領収書との切っても切れない関係、そのカラクリ、それ以上に悪質で最大の裏金作りの原資となってきたのが旅費であること、ニセ領収書を書かないものは出世の道を閉ざされてしまうこと、書けば目をかけられ、やがては栄達を遂げ、裏金を自由に使うことが出来ること、警察官としての良心を麻痺させるなら、「出世と金」が自由になり、こんなうまい話は他にないこと、そのメカニズムが犯罪を拡大・再生産する原動力となり、警察を犯罪組織化させてしまったことなど、など。仙波の話は尽きず、10人余りの弁護士たちは、まさに、固唾をのんで耳を傾け続けた。
 
 ようやく話し終えた仙波に、弁護士の今川正章が
 「捜査協力者は一人もいないという話だったが、一人もいないなどということは、いくらなんでも無いんじゃないのか?」
 とたずねた。
 仙波は笑いながら
 「そういう認識が、もう間違いなんです。たった今、その認識を改めてください。そうしないと、裏金問題の本質を見誤ってしまいます」
 と応えたと言う。そして続けた。
 
 「警察官になって38年になりますが、少なくとも私はその間、捜査報償費が協力者に支払われたと言う事実をただの一度も耳にしたことがありません。県警は、捜査協力者の身に危険が及ぶという理由で、捜査報償費が支払われたことを証明する書類の開示を拒んできましたが、違うんです。捜査協力者は知る限り、全て架空の人物なんです。捜査報償費は所属に配分された瞬間に裏金に化け、その辻褄あわせのためにニセ領収書作りが始まるんです。だから、開示できないのです。不正がばれるから。考えても見てくださいよ、誰が身に危険の及ぶ情報を3000円や5000円の端金で売りますか」














★「憎しみはダークサイドへの道、苦しみと痛みへの道なのじゃ」(マスター・ヨーダ)
★「政策を決めるのはその国の指導者です。そして,国民は,つねにその指導者のいいなりになるように仕向けられます。方法は簡単です。一般的な国民に向かっては,われわれは攻撃されかかっているのだと伝え,戦意を煽ります。平和主義者に対しては,愛国心が欠けていると非難すればいいのです。このやりかたはどんな国でも有効です」(ヒトラーの側近ヘルマン・ゲーリング。ナチスドイツを裁いたニュルンベルグ裁判にて)
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憲法改正案の公報は、投票のわずか10日前に配達される…デカルトさんの発見

2007-04-30 01:34:46 | 憲法改正国民投票法案そのほか
 憲法改正手続法(改正法)案の新たな欠陥をデカルトさんが発見してくれた。何と、投票するための公式的な改正案の説明文書が、投票の10日前になってやっと届くシステムになっているというのだ。

 確かに18条4項は、

 【公職選挙法第百七十条第一項本文及び第二項の規定は、国民投票公報の配布について準用する。この場合において、同条第一項中「当該選挙に用うべき選挙人名簿」とあるのは「投票人名簿」と、「選挙の期日前二日」とあるのは「国民投票の期日前十日」と、同条第二項中「選挙人」とあるのは「投票人」と読み替えるものとする】となっており、

 公選法170条1項は、

 【選挙公報は、都道府県の選挙管理委員会の定めるところにより、市町村の選挙管理委員会が、当該選挙に用うべき選挙人名簿に登録された者の属する各世帯に対して、選挙の期日前二日までに、配布するものとする】となっている。

 したがって、極端な話、投票のわずか10日前に正式公報で正体を明かし、それまではメディア戦略で改憲についていいイメージを先行させるということだってありうる…。

 恐るべし…。






★「憎しみはダークサイドへの道、苦しみと痛みへの道なのじゃ」(マスター・ヨーダ)
★「政策を決めるのはその国の指導者です。そして,国民は,つねにその指導者のいいなりになるように仕向けられます。方法は簡単です。一般的な国民に向かっては,われわれは攻撃されかかっているのだと伝え,戦意を煽ります。平和主義者に対しては,愛国心が欠けていると非難すればいいのです。このやりかたはどんな国でも有効です」(ヒトラーの側近ヘルマン・ゲーリング。ナチスドイツを裁いたニュルンベルグ裁判にて)
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犬畜生、地獄行き、インチキ野郎…これらは聖教新聞に掲載された創価学会幹部の発言:ただただ悲しい

2007-04-30 01:05:15 | メディア(知るための手段のあり方)
 創価学会が聖教新聞の印刷を新聞社に発注することなどによりメディアを懐柔しているという話はよく聞く。しかし、聖教新聞の中身まで知っている人はあまりいないのではないだろうか。古いZAITEN(1月号)を眺めていたところ、聖教新聞1月16日号に秋谷会長らの座談会が引用されていた。孫引きになるが、次のようなすさまじいものだ。

■■引用開始■■

 秋谷(栄之助氏。当時、会長)残念ながら過去には、公明党から恩知らずの裏切り者が何人か出た。竹入(注、義勝=公明党元委員長)のような党首までさせてもらいながら、権力の魔性に狂い、人の道を踏み外した連中がいた。

 青木(亨氏。当時、理事長)党の責任だ。公明党は、竹入のような恩知らずの犬畜生は、二度と出すな!叩き出せ!断じて戦え!

 原田(稔氏。現会長)だいたい、どれほど竹入が大ウソつきのインチキ野郎か…

 青木 忘恩、不知恩の裏切り者は、最後は必ず滅びる。一人として例外はない。竹入、竜、大橋、藤原の末路を見ろ。まして、それ以上の悪党なんだ。『上七代・下七代』で、一家もろとも地獄行きだ。それも、自分が大事にしている家族が、真っ先に奈落の底へ墜ちていく、恐ろしいことだ。

■■引用終了■■


こういう連中が支えている党や、その党に支えされている党に投票する人がまだいるなんて本当に悲しくなってくる…。













★「憎しみはダークサイドへの道、苦しみと痛みへの道なのじゃ」(マスター・ヨーダ)
★「政策を決めるのはその国の指導者です。そして,国民は,つねにその指導者のいいなりになるように仕向けられます。方法は簡単です。一般的な国民に向かっては,われわれは攻撃されかかっているのだと伝え,戦意を煽ります。平和主義者に対しては,愛国心が欠けていると非難すればいいのです。このやりかたはどんな国でも有効です」(ヒトラーの側近ヘルマン・ゲーリング。ナチスドイツを裁いたニュルンベルグ裁判にて)
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