情報流通促進計画 by ヤメ記者弁護士(ヤメ蚊)日隅一雄

知らなきゃ判断できないじゃないか! ということで、情報流通を促進するために何ができるか考えていきましょう

長崎市長の死を無駄にしないために長崎県警にハッパを掛けよう!~また、個人的トラブルで終わらせるのか?

2007-04-18 23:08:15 | そのほか情報流通(ほかにこんな問題が)
 伊藤長崎市長殺害事件について、長崎県警は早くも、動機は個人的トラブルだとぶちあげ、上層部の責任を問う姿勢を見せていない。59歳の山口組系暴力団の会長代行が、本当に「交通事故をめぐり市とトラブルがあった。市長を殺し、自分も死んでも構わないぐらいの気持ちでやった」程度の動機で、至近距離から2発撃ってとどめをさすような犯行に及ぶだろうか?十分に練習を繰り返したうえでの犯行だと思われるが、1人で練習したのだろうか?

…民主党の石井議員のときも闇のまま放置された(ここ参照)。

個人的恨み、個人的トラブルで事件を終了されたのではたまらない。長崎県警にはきちんと背景を調べて、必要な調べをするように求めたい。そうでないと、伊藤市長が報われない。

なお、本件について、「テロ」と修飾するのは避けましょう。実態は、犯罪遂行を目的とした組織的犯罪集団による経済的利益を確保しようという行為に過ぎないのであり、「ごろつきの凶行」と読んで差し上げましょう。

鞄の中から月曜日の夕刊が出てきた。この記事が刷り上がった時には、自分が殺されるなんて思わずに生活されていたことを思うと、本当に胸が痛い。

個人的トラブルで終わらせるなよ!長崎県警!












★「憎しみはダークサイドへの道、苦しみと痛みへの道なのじゃ」(マスター・ヨーダ)
★「政策を決めるのはその国の指導者です。そして,国民は,つねにその指導者のいいなりになるように仕向けられます。方法は簡単です。一般的な国民に向かっては,われわれは攻撃されかかっているのだと伝え,戦意を煽ります。平和主義者に対しては,愛国心が欠けていると非難すればいいのです。このやりかたはどんな国でも有効です」(ヒトラーの側近ヘルマン・ゲーリング。ナチスドイツを裁いたニュルンベルグ裁判にて)
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「淫売屋に入れるための警備隊長の命令」…慰安婦論争に決着をつける資料の発見&中学生のための展示会

2007-04-18 13:41:45 | 有事法制関連
いわゆる従軍慰安婦について存在を否定する論調が高まってきたときに、戦犯法廷での記録や米軍の調査報告書に何らかの記録が残っているのではないかと思っていたが、まさに、どんぴしゃの資料が見つかったようだ。朝日新聞によると、【日本軍慰安婦問題をめぐり、東京裁判に提出された各国検察団の証拠資料の中から、占領支配したアジアの女性が日本軍に強制的に慰安婦にされたことを示す尋問調書などを、林博史・関東学院大教授(現代史)が確認した。17日に日本外国特派員協会で会見して公表する。裁判で証拠として採用されたもので、東大社会科学研究所図書館に所蔵されている】という。これでくだらない、論争に決着がつけばいいのだが…。

 さて、冒頭のパンフレットは、中学生でも見学できるように配慮された慰安婦問題の展示会のご案内だ。ぜひ、安倍晋三に見学に行くようFAXやメール、電話で訴えてほしい。

■■上記朝日新聞引用開始■■

東京裁判には、日本軍によるアジア各地での住民・捕虜殺害など具体的な残虐行為を立証するために膨大な証拠資料が提出された。今回、林教授が確認したのは、オランダやフランス、中国など各国の検察団が提出した調書や陳述書など。

 インドネシアで、ジャワ島やモア島、カリマンタン(ボルネオ島)で女性たちが強制的に慰安婦にされたことを示す証拠資料が提出されたことが判明したほか、アジア各地で同様のケースがあった。これまで、国立国会図書館所蔵の東京裁判関係資料から尋問調書の一部が確認されていた。

 オランダが提出した、ボルネオ島で海軍の情報機関にいた男性軍属に対する46年3月13日付の尋問調書。日本人と親しくしていた地元女性が日本軍に拘束され、警備隊長に平手打ちをされ、裸で立たされる状況に触れて、取調官が追及する。

 彼女たちを拘束した理由について、男性軍属はこう答えた。「抑留したのは彼らを淫売(いんばい)屋に入れることができるための口実を設けるために警備隊長の命令でなされたのであります」

 46年5月16日付の尋問調書では、ジャワ島の民間抑留者の収容所にいたオランダ人女性が強制的に慰安婦にされたことを証言している。

 44年1月28日、インドネシア人警察官が彼女を含め計7人の女性や少女を日本軍捕虜収容所事務所に連れていき、日本人に引き渡した。さらに車で小さな収容所に運ばれた。同年2月3日に医師による健康診断を受けた際、日本人向けの「娼楼(しょうろう)(brothel)」で働かされることを知ったという。

 「労働日には娼楼は日本将校のために、日曜日午後は日本下士官のために開かれ、日曜日の午前は兵卒等のために保留された。時々一般の日本人が来た。私は常に拒絶したが無駄だった」

 フランスが提出したベトナム人女性の口述書の抜粋には「日本人はフランス兵と一緒に生活していた私の同国人数人に、光安に設けた慰安所(brothel)へ一緒へ行くよう強制しました」とある。

 中国の「軍事委員会行政院」が46年5月27日付で作成した資料は日本軍の桂林での残虐行為に言及、「四方より女工を招致し、麗澤門外に連れ行き脅迫して、妓女(ぎじょ)として獣の如(ごと)き軍隊の淫楽(いんらく)に供した」と記す。東京裁判の判決も桂林の残虐行為に触れた中で、「工場を設立するという口実で、かれら(日本軍)は女工を募集した。こうして募集された婦女子に、日本軍隊のために醜業を強制した」と認定している。

 一連の資料について林教授は「これらは各国が作成した公文書であり、判決でも強制したことが事実認定されている。サンフランシスコ平和条約で戦犯裁判を受諾した日本には、これらの文書の意味は無視できないだろう」と話している。

■■引用終了■■








★「憎しみはダークサイドへの道、苦しみと痛みへの道なのじゃ」(マスター・ヨーダ)
★「政策を決めるのはその国の指導者です。そして,国民は,つねにその指導者のいいなりになるように仕向けられます。方法は簡単です。一般的な国民に向かっては,われわれは攻撃されかかっているのだと伝え,戦意を煽ります。平和主義者に対しては,愛国心が欠けていると非難すればいいのです。このやりかたはどんな国でも有効です」(ヒトラーの側近ヘルマン・ゲーリング。ナチスドイツを裁いたニュルンベルグ裁判にて)
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