情報流通促進計画 by ヤメ記者弁護士(ヤメ蚊)日隅一雄

知らなきゃ判断できないじゃないか! ということで、情報流通を促進するために何ができるか考えていきましょう

江原氏が見ているものは「幻覚」に過ぎないか、江原氏が「見える」と嘘をついているかのいずれかだ

2007-05-05 09:34:11 | メディア(知るための手段のあり方)
 江原氏が見ているものは「幻覚」に過ぎないか、江原氏が「見える」と嘘をついているかのいずれかだ~と断言したのは、立命館大学国際平和ミュージアム館長安齋育郎氏だ。同氏は、放送批評誌「GALAC」6月号で、霊が光を発するなら遺体が火葬に付されて原子や分子レベルにまでばらばらになった後、再び発光(反射)機構をもつ物質系として再構築されなければならないが、ナンセンスだ、とばっさり。返す刀で、霊は祟るというが、そのためには霊は情報を記憶するなどの高度な機能を備えていなければならない、ナンセンスの極致だ、と明快だ。

 そして、霊能には科学的根拠はなく、存在し得ようがないものが見えるという霊能者は精神疾患か虚言癖があると疑われる上、事前調査をしていることを隠して超常現象を装う「ホットリーディング」の疑いもある、とダメ押ししている。

 さらに、「テレビ局が自制もなくあまりに非科学的な『霊能番組』を流し続ける愚挙を続けていれば、それこそ権力による放送規制に道を開く危険は現実のものだろう」と警告している。

 テレビ局の皆さん、ぜひ、安齋氏の論考に目を通したうえ、番組編成にあたってください。














★「憎しみはダークサイドへの道、苦しみと痛みへの道なのじゃ」(マスター・ヨーダ)
★「政策を決めるのはその国の指導者です。そして,国民は,つねにその指導者のいいなりになるように仕向けられます。方法は簡単です。一般的な国民に向かっては,われわれは攻撃されかかっているのだと伝え,戦意を煽ります。平和主義者に対しては,愛国心が欠けていると非難すればいいのです。このやりかたはどんな国でも有効です」(ヒトラーの側近ヘルマン・ゲーリング。ナチスドイツを裁いたニュルンベルグ裁判にて)
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また,このブログの趣旨の紹介及びTB&コメントの際のお願いはこちら(←クリック)まで。転載、引用大歓迎です。なお、安倍辞任までの間、字数が許す限り、タイトルに安倍辞任要求を盛り込むようにしています(ここ←参照下さい)。
 

「ブレーキなし。問題なし。」ナイキの看板、問題なし。JUST DO IT.~抗議で撤去、やな感じ!

2007-05-05 06:28:20 | メディア(知るための手段のあり方)
月刊「創」6月号によると、渋谷パルコの壁面のナイキの上記広告が掲示後わずか2日で撤去されたらしい。「ブレーキのない自転車を広告で持ち上げるなんて、ナイキは道路交通法違反を助長するつもりなのか…」という抗議が殺到したのが原因だという。五人組の監視システムとか、戦前の反戦主義者告発状況とかを想起させるそら恐ろしいこっちゃね…(この点、必ずしもそうとは言えないことを記事アップ後知りました…)。

そりゃ、違法な活動を助長するような広告はあかんよ。でも、上記広告が、ブレーキのない自転車に乗ることを助長するか?そのほかの交通法規違反を助長するか?ブレーキのない自転車なんか普通には手に入らないし、そんな自転車を路上で乗り回すことが流行るとも思えん。(朝方、検索してみたら、必ずしも、流行ってないとは言えないようです。この点、訂正します。ただし、以下の「そもそも」論は訂正後も妥当だと思う)

そもそも、看板をみたら、あぁ、競輪なんかの自転車のことだな、若者に対し、「がむしゃらに頑張れ」って伝えるメッセージなんだなってことは一目で分かる。(でも、「公道は走れません」とでも書くべきだった、と思う)

同じ「創」6月号には、昨年末から今年初めにかけ、統一地方選挙や参院選を控えているにもかかわらず、地方紙が池田大作創価学会名誉会長の寄稿を大々的に連載していることが掲載されている。神奈川新聞は「こころの研究」というタイトルで隔月掲載全12回(何と2年間!)の予定、埼玉新聞は「未来を照らす6つのキーワード」というタイトルで隔月掲載全6回(1年間)ということらしい。

抗議するなら、そっちやろ。ブレーキかけな、あかんのは。政教分離の原則を無視して暴走しているそっちの問題の方が100万倍くらい重要なことやないか。そういうことには目をつむって、表面的な文言に飛びつくのは、やっぱりメディアのせいなんやろなぁ。日本のメディアシステム(ここ←参照)を変えよう!JUST DO IT.








★「憎しみはダークサイドへの道、苦しみと痛みへの道なのじゃ」(マスター・ヨーダ)
★「政策を決めるのはその国の指導者です。そして,国民は,つねにその指導者のいいなりになるように仕向けられます。方法は簡単です。一般的な国民に向かっては,われわれは攻撃されかかっているのだと伝え,戦意を煽ります。平和主義者に対しては,愛国心が欠けていると非難すればいいのです。このやりかたはどんな国でも有効です」(ヒトラーの側近ヘルマン・ゲーリング。ナチスドイツを裁いたニュルンベルグ裁判にて)
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