第二東京弁護士会が全国の弁護士会に先がけて、法科大学院(ロースクール)との提携を実現した大宮法科大学院(←クリック)の経営母体である佐藤栄学園(←クリック)が、簿外処理が10億円もあることなどを理由として、埼玉県からの補助金を8億8000万円もカットされたことが分かった。
埼玉県の発表(←クリック)によると、次のとおり。
■ ■
学校法人佐藤栄学園に対する運営費補助金について
1 概 要
後期分は、不交付とする。
金 額 △887,972千円
減額率 △約46%
2 理 由
(1)いわゆる「簿外処理」が約10億円もあり、学校会計基準に違反し
ていること。
(2)文書による報告では納税額が大きく増加しており、当初の口頭報告
は事実と異なったものであり、不誠実な対応であること。
(1,350万円→3,630万円)
(3)国税局の指摘を受けて追加納税したことは、不適切な経理処理に該
当すること。
3 今後の対応
今後、減額事由に該当するような新たな事実が確認された場合は、平
成17年度運営費補助金の前期分の交付決定を取り消し、返還を求める
こともある。
■ ■
かなり深刻な状況だ。
すでに被害者の会(←クリック)も立ち上がっている…。
二弁はこのような学園と提携して法曹を養成する法科大学院を運営したきたわけだが、当初から、なぜ、佐藤栄学園と提携するのか、危惧の念を表明した会員も多かった。その危惧が現実化したわけだ。そういう経緯もふまえ、現執行部は、当時の執行部と協力して、佐藤栄学園に対し、きちんと報告をさせなければならない。二弁との提携に引かれて大宮法科大学院を選択した人も少なからずいるのだから、法科大学院生に対する説明責任もあるはずだ。
ちょっときつい言葉かも知れないが、はっきり言っておきたい。
10億円の簿外処理の「恩恵」に二弁の弁護士教授などももしかしたらあずかっているのではないか?コンプライアンスなどと発言しているが、自分たち弁護士はどうなのか?世間はそういう疑いの目で見るだろう。まったく、ふがいない話である。二弁にも一定の説明責任があるといわざるを得ない。
弁護士全体の信頼性にも関わる問題であり、放置されると、真面目に弁護士活動をしている多くの弁護士にとって、えらい迷惑でんねん!
★「憎しみはダークサイドへの道、苦しみと痛みへの道なのじゃ」(マスター・ヨーダ)
★「政策を決めるのはその国の指導者です。そして,国民は,つねにその指導者のいいなりになるように仕向けられます。方法は簡単です。一般的な国民に向かっては,われわれは攻撃されかかっているのだと伝え,戦意を煽ります。平和主義者に対しては,愛国心が欠けていると非難すればいいのです。このやりかたはどんな国でも有効です」(ヒトラーの側近ヘルマン・ゲーリング。ナチスドイツを裁いたニュルンベルグ裁判にて)
※このブログのトップページへはここ←をクリックして下さい。過去記事はENTRY ARCHIVE・過去の記事,分野別で読むにはCATEGORY・カテゴリからそれぞれ選択して下さい。
また,このブログの趣旨の紹介及びTB&コメントの際のお願いはこちら(←クリック)まで。転載、引用大歓迎です。なお、安倍辞任までの間、字数が許す限り、タイトルに安倍辞任要求を盛り込むようにしています(ここ←参照下さい)。
埼玉県の発表(←クリック)によると、次のとおり。
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学校法人佐藤栄学園に対する運営費補助金について
1 概 要
後期分は、不交付とする。
金 額 △887,972千円
減額率 △約46%
2 理 由
(1)いわゆる「簿外処理」が約10億円もあり、学校会計基準に違反し
ていること。
(2)文書による報告では納税額が大きく増加しており、当初の口頭報告
は事実と異なったものであり、不誠実な対応であること。
(1,350万円→3,630万円)
(3)国税局の指摘を受けて追加納税したことは、不適切な経理処理に該
当すること。
3 今後の対応
今後、減額事由に該当するような新たな事実が確認された場合は、平
成17年度運営費補助金の前期分の交付決定を取り消し、返還を求める
こともある。
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かなり深刻な状況だ。
すでに被害者の会(←クリック)も立ち上がっている…。
二弁はこのような学園と提携して法曹を養成する法科大学院を運営したきたわけだが、当初から、なぜ、佐藤栄学園と提携するのか、危惧の念を表明した会員も多かった。その危惧が現実化したわけだ。そういう経緯もふまえ、現執行部は、当時の執行部と協力して、佐藤栄学園に対し、きちんと報告をさせなければならない。二弁との提携に引かれて大宮法科大学院を選択した人も少なからずいるのだから、法科大学院生に対する説明責任もあるはずだ。
ちょっときつい言葉かも知れないが、はっきり言っておきたい。
10億円の簿外処理の「恩恵」に二弁の弁護士教授などももしかしたらあずかっているのではないか?コンプライアンスなどと発言しているが、自分たち弁護士はどうなのか?世間はそういう疑いの目で見るだろう。まったく、ふがいない話である。二弁にも一定の説明責任があるといわざるを得ない。
弁護士全体の信頼性にも関わる問題であり、放置されると、真面目に弁護士活動をしている多くの弁護士にとって、えらい迷惑でんねん!
★「憎しみはダークサイドへの道、苦しみと痛みへの道なのじゃ」(マスター・ヨーダ)
★「政策を決めるのはその国の指導者です。そして,国民は,つねにその指導者のいいなりになるように仕向けられます。方法は簡単です。一般的な国民に向かっては,われわれは攻撃されかかっているのだと伝え,戦意を煽ります。平和主義者に対しては,愛国心が欠けていると非難すればいいのです。このやりかたはどんな国でも有効です」(ヒトラーの側近ヘルマン・ゲーリング。ナチスドイツを裁いたニュルンベルグ裁判にて)
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