今年のレッスンも終わりました。
最後のレッスンは大人(30代)の2台デュオで締めくくりました。
私が副実行委員長をしていたアルカスピアノコンクールは2台のデュオ部門があり、全部門に出場しており本選に毎年2.3位と生徒さんが受賞していましたが、残念ながら廃止になりました。
2台デュオと1台連弾はやはりダイナミックス感が違い、中学生ぐらいになると憧れになっているようで最後のレッスンで中高生にモーツァルトの2台のためのソナタやる?と聞いたら、やりたいと4人即答でした。
問題は音のバランスで、コンクールの時は、並列か対面でピアノの配置と2台の距離で微妙に聞こえ方が違います。アルカスホールにあるスタインウェイ2台は機種は同じでも、音色がブリリアントとマットと響きが違うので、どちらにsecondか、primoがくるのかで弾き方を変えなくてはいけなくて大変でした。ホール全体の響きもありリハーサルで客席を走り回って音の響きをチェックするので体力勝負です。
来年はまた、2台ができるように、教室の4台のピアノの音色は揃えるのは難しいので、とりあえずピアノのピッチを調律さんに揃えていただきました。