お客様とのお話の中でご質問頂いた内容です。
①ソーラータイプ:2次電池が入っていて、光充電し時計を動かすお品物
②電波時計:日本に2カ所ある電波塔からの電波を受信し、時計の時刻が常に正確な時計
③ソーラー電波:光充電で時計は動きますが、電波受信し常に正確な時を刻みます
大まかな分類ですが、お客様からは「電池入っていないんでしょ?」と良く聞かれます。
ソーラーの場合「2次電池が入っています、充電して動きます」とお伝えしています。電波の場合は、「受信した電波で時計が動いている」と思われている方々散見します。「電波は正確な時刻を送信しているだけで、時計の動力は電池または2次電池です」とお伝えしています。
ソーラーやソーラー電波時計はとにかく日頃の充電が大切になります。
「箱の中」「箪笥・引出しの中」等で保管されると充電が一切されなくなりますので、時計の停止や時間の狂い、時間不良等の不具合を引き起こします。
これから秋に向かい衣類の袖も長くなりますので、「使用中の充電」が難しくなってきます
お客様には「ソーラータイプのお品物は窓際を所定の場所にして下さい」とお願いしています。
またソーラータイプの不具合でお持ち込みのお客様にも上記内容お伝えし、一旦持って帰って頂いていますが、「やっぱりダメでした」と再来店いただくのは5人中1人位でしょうか?
ちなみにソーラータイプの表記は各社異なり「SEIKO=SOLAR」「CITIZEN=Eco-Drive」「 CASIO=TOUGH SOLAR」となっています。
文字板製作の技術の進歩により現在販売中のソーラーは一般的な商品とさほど変化はありませんが、一昔前の商品は光を透過させる目的がありましたので比較的薄い色合いの文字板が多かったですね