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智の庭

庭の草木に季節の移ろいを感じる、日常を描きたい。

マイ・ブーム~のり巻き~

2014年03月11日 | 美味探求
最近、我が家で、といっても私だけの流行ですが、

海苔巻寿司にハマッテおります・・・・

夫も「うまい」と食してくれますので、美味しいと思います・・・


実は、この年になるまで、一度も酢飯を、一人で作ったことがありませんでした。

母の五目散らし寿司を、昔、手伝ったこと、その美味と共に記憶しております。

なんだか、ややこしい、という苦手意識もありまして、遠のいておりました。


海苔巻のおいしい想い出に、中国でのお話ですが

韓国人のLさんが、ゴルフでの差し入れに作ってくれた「韓国風のりまき(キンパ)」が、とても美味しかったこと。

懐かしく、マッサージをいつもお願いしている朝鮮族出身のSさんに語りましたら、

Sさんがキンパを作ってくださり、レシピも教わりました。


それにしても私は日本人なのに、日本の海苔巻が作れないのは情けない、と一念発起し、

まずは挑戦してみました。

最初から全部完璧にしようとすると、挫折しますので、

生協で扱っている「便利で酢」という調合済みの酢を使って、昨夜の残飯をチンして、

調合酢を掛け、混ぜ合わせ、いただいた手作り沢庵を具にして、のりを巻いてみました。

「おいしい!」実に、簡単で美味しいのです。

夜、夫に供すると、「おいしい」と平らげてくれました。


成功の原因を分析するに、

正統な酢飯を作るためには、最初、ご飯を炊く時分に水の量を減らしますが、

今回のように残り飯を使う場合、水分が多少抜けたところへ、

レンジでラップをしないでチンをし、更に水分が減り、酢がなじみやすいからか・・・?

「便利で酢」は、きゅうり、だいこんを合えても、自然に美味しく仕上がり、実に便利です。


先の日曜日、沢庵巻きと梅紫蘇巻きの2種を持参して、実家を訪問したところ、

大好評で、甥っ子達が競うようにして食べて、あっという間に無くなりました。


今日は、手作り沢庵が、発酵が進んで味が変わってきたので、炒めてオカカを掛け、

ついでに、夕飯の準備に金平ごぼうを作ったところ、味が濃い気味に仕上がり・・・

そうだ!残りご飯で、韓国風海苔巻を挑戦しよう!具は、この2品!!と決めました。


韓国風と日本風の異なる点は、

韓国風は、お米にもち米を配合し、甘くすること、

そして「酢」の代わりに「エゴマ油」を振り回すことです。

今回は、昨夜の残り飯ですので、もち米が入っていませんが、やってみました。

作った直後より、しばらくして冷えたときの方が、甘みがじんわり来て、

具の炒めた沢庵の香ばしい甘みに、金平のピリ辛味も引き立って、美味しかったです。

もち米を加えたら、なるほど、もっと美味しいことでしょう!


そのうち、五目散らし寿司にも、挑戦したいです。

これは、本式ですので、手間隙かけてやってみます。