智の庭

庭の草木に季節の移ろいを感じる、日常を描きたい。

グアムでの食中毒、海外で医療を受けるには?

2016年01月19日 | 海外旅行
グアムで食中毒に合い、AIUが紹介する病院にかかり、その病院の医療サービスについて、疑問を抱きました。

では、今後どうしたらいいのか?   とくと、考えました。



今までは、「万一の時は、保険のフリーダイヤルに相談して・・・」と、そこで思考停止していましたが、

保険会社の提携先病院が、「口八丁の営業力だけはある藪医者」である可能性を、今回学びました。

AIUを辞めて、東京海上火災など他の保険会社にしたところで、現地で紹介される先が同じようなので、何ら、解決になりません。



そこで、在グアムの総領事館のサイトを調べると、医療機関が紹介されています。

更に、在日グアム政府観光局にも問い合わせましたところ、信頼されている医療機関や、当地の医療事情を詳しく教えて下さいました。

大変有益な情報だと思います。

しかし、医療機関にも祝祭日がありますので、注意が必要です。


今後は、「もし、万一のときは、保険に頼る」

ではなく、あらかじめ大使館員など駐在員が通う信頼できる病院を調べ、祝日夜間の対応も調べてから、海外へ旅行しようと決めました。

医療費用は後で保険精算すればいいのです。


今回の一件では、政府観光局にも相談しましたら、そちらから現地の衛生局に通報してくださいました。

「公衆衛生局が、追加調査するか否かまでは、観光局には強制力はありませんが・・・」と前置きされましたが、 

私も、「日本でも、個人や病院が保健所に通報しても、その後、保健所が対応するか否かは、保健所の判断に委ねられるのと、同じですね」

と応え、「親身に、迅速に対応してくださって、本当にありがたく思います」と感謝を伝えました。


私は、軽微な問題を見過ごすことが、命に関わる重大事件を引き起こす原因になると考えますし、

見過ごすのではなく、「とりあえず、一言申し上げる」人間が、世情の悪化を食い止める、と信じます。

意識喚起は、「あなたを、あなたの行いを、見ている人がいるのだ」と安易に流れる人を、押しとどめるのだと、思います。


昨今のバス事故も、運転手の能力不足を懸念する声が、以前よりあったようですが、

結局、「他人事」として、ものを申さない人々が増えて、重大事故を招いたと見受けます。


我が事のように親身に感じ、共に考えることは、大切なことですが、難しいことで、

これも、すこしずつ、一生かけて学んでいくことなのでしょう。

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