goo

Everyday a line / 2066







「日々の足跡」
07.11.26-2066

太陽、月、空。
恵みを繰り返す天気の中。
天然の色をどれだけ意識しながら、
地球の足跡といえる人類は
残りどのような色を作り上げるか。














コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

Everyday a line / 2065







「感覚」
07.11.25-2065

“触覚”
手に触れたそのもののこころが
滲んで濃度を濃くしながら隅々に広がっていく…。
あたらしい物質が色を変えてできるように、
あたらしいこころが誕生する。














コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

Everyday a line / 2064







「バナナ」
07.11.24-2064

夜中の作業中、よくバナナを食べる。
この日は作業の前に手に取ってしまった。
持ちながら紙に向い、持ちながら意味を求めず
そのバナナを描いてみようと思った。
色からフォルムへ、
そして吸込まれていくシュガースポットの宇宙。
ひとつひとつの点が座標で決められたごとく
意味があり運命としてそこにあるのならば
間違い無くそれぞれは星であろう。

数時間、黄色い宇宙の銀河を見た。














コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

Everyday a line / 2063







「ホルモン」
07.11.23-2063

正直、考えても分からない事。
一番分からない、考えが及ばない世界…。
ホルモン、という言葉で始めたこの作業だが、
どうも大きな2つのものを感じる。
それが何かは全然分からない、ただただ神秘なところ。














コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

Everyday a line / 2062







「未解決」
07.11.22-2062

一定の法則から始まって
じわじわとやる事が増えてくる。
一時的な都合から特別に枝別れが発生し、
いつしか特別が特別ではなくなって
もう手に負えなくなってくる。
皆、尻切れとんぼ…。














コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

Everyday a line / 2061







「右脳-左脳」
07.11.21-2061

手掛かりを確かにしていこうと
人々の精神は風のように流れる。
かたちの無いものを何とか感じようと
無意識に その風をあちらこちらと吹き回す。

右脳は敏感に何も見えない、何も言えない、
しかし生物であるために必要な行動にすこし促す。
そして左脳は鍛え上げた経験的イメージを作り、
僅かに伝わってきたかたち無いものを必死に変換し
具体的行動に仕向ける。

結局人間の為せる業は最終的には
すべて左脳の仕上げにかかっている。
潜在する素質と経験から取入れた感覚を
どのように右脳から引き出すか。

可能性の見つけ方、
それが風の流し方。














コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

Everyday a line / 2060







「方角」
07.11.20-2060

幾らでも受けて立ってくれるあらゆる道で
気ままに出会うひと欠片。
それはきっと自ら築き上げた末に現れた姿であり
その姿をどう受け止めるか、そこに何を捉えるか。














コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

Everyday a line / 2059







「客観性」
07.11.19-2059

完璧なものなど存在しない。
と、思うことは無い。

完璧なのは自分なのだ。
しかし完璧だけでは常に成り立たない。

群れは独りでは不可能なことを為し遂げる。
その反面、不自由から不純が生まれる。

独りに成り、群れに成り。そして独りに成る。

やはり完璧なのは自分なのだ。














コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

Everyday a line / 2058







「震え」
07.11.18-2058

理性があれば感情とも違う不理性がある。
もう酷くて結構。震える手。

予感はそのまま進んでしまう。














コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

Everyday a line / 2057







「空」
07.11.17-2057

無垢という言葉が浮かんで、空を想い浮かべる。
ここ数年、表現の憤りをまた考えさせる。
学びに頼り、時流に頼り、無難に頼る。
そんな余りにも完成された様々を見ると、
いくら日本人の君達でも僕は興味は持てない。

時流に合わせるだけが先端ではない。
そして芸術は先端に立つべきものでもない。
時代と静かに闘う無垢なこころを、
ふと見上げる空のように感じさせる芸術が
近代、必要としている。














コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

Everyday a line / 2056







「進行」
07.11.16-2056

劇的に様変わりする総ての中で、
ほんの僅かな、形容しきれない短い時間を私達は生きている。
その少しの変化の中では知り得るものも僅かにすぎない。
短い時間を補うようにイメージを使って次々に膨らみ
繋ぎ合わせて少しでも前進しようとしているが、
本当の前進は私達が作れるものでも決めることでもない。
ただ芸術家はそれを知り、
短い時間に産まれた証しを無垢に創造し、
無垢に伝えてしまえばそれで良い。

朝昼晩、想いもよらない時間と共に。














コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

Everyday a line / 2055







「配置」
07.11.15-2055

電波の出逢いの間に、
言葉みたいにまたひとつ、またひとつと重ねていく。
計画が及ばないアンテナの配置。














コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

Everyday a line / 2054







「アスファルト」
07.11.14-2054

部屋に戻るまでのひとりの景色に
どれだけのイメージが飛び交い、
計算の少ない純粋な画が沸き上ってくることか。
反射するアスファルト。
そこにも描きたい絵画が渦巻くように眠っている。














コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

Everyday a line / 2053







「横顔」
07.11.13-2053

良い日も悪い日も平日。
喜怒哀楽、統べて平日。
そんな毎日で自分を見失い、
微かな自分を動かし僅かに感じていく。
他人の個性は驚くほど見抜くように
他人は自分の意外な部分を知っているに違い無い。
結局どちらも互いに見透かしていて、
そこで補い、そこで迷い、皆生きている。

ひとり自分を見るということは
頑固な自分との意地の張り合いだ。














コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

Everyday a line / 2052







「木」
07.11.12-2052

さっきまでの光を充分に含んだ夜を過すの木。














コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
« 前ページ