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埼玉のかあちゃん社長奮闘記_サステナブルな毎日

起業して20年超。藍染めを傍らに太陽や風、星や花の声を聴きつつ埼玉とみなかみを行き来する埼玉のかあちゃん社長奮闘記です。

「やらない」という選択

2006-01-04 20:35:53 | ライフ&ワーク
「まーさ、離婚はしたけど、とんちゃんの2005年は決して悪い年ではなかったでしょ?」と聞かれて「確かにねー」と答えた私。1年に1冊を目標にしている本の出版。『Illustrator逆引き大全400の極意』(共著/秀和システム)がめでたく世の中に出たし、埼玉新聞木曜版『ちょっと得するパソコン講座』もおかげさまで続いている。(リンクしたブログは、新聞記事を抜粋した解説ブログですー)

個人事業ではじめた事務所「e-スタヂオ」を10月に法人化して、有限会社E-スタヂオとなった。また、私が代表理事をしている就労自立支援活動をするNPO法人ラナップの活動も順調だ。言うことないじゃないか。

と、思いたいところだが、私には自分自身に言いたいこといっぱいある。今年は、抜本的改革をする。それはこの3年ほど、ずっと思ってきたことだった。このままではいけない!

私には度胸が無くそれができなかった。けれど、今年はそれをする。もったいぶるまでもなく「それ」とは、「嫌なことはやらない」という選択だ。この3年ほど、私は実にいい人になり、自分のこだわりの中では決してやりたくないことも、自分自身に言い訳をつけてやってきた。だから、楽しくない仕事をいっぱい抱え込だ。それらはやりたくないものだから進まなかった。美しくない仕事や、きちんとしていない仕事をした。それでも「仕事は好きなことばかりじゃない。そういうもんだ」「人間関係は大事」などと良いビジネスマンになろうと教科書どおりの答えを出し自分を偽ってきた。人の目を気にして、自分があれこれ言われないように振舞ってきた。

でも、それはまったく私らしくないのだ。いいじゃないか、嫌なことは断れば!私はもっとわがままだ。もっといやーなヤツで、もっとふてぶてしい。それはもっと純粋に物事を考えたい、と思う自分がいるからだ。そのためには、負けずにがんばれる。

「いい加減な私」の裏にある美しさやきちんとしたものへの細かいこだわり。それが、今まで仕事を続けてこられた私の「原点」なのだ。これを無くしたら私らしい仕事などできない。私はこの3年、自分の望む仕事を回すためにはそんな職人的こだわりを捨てなければならない、と思ってきたのだった。それが「会社」なのだと思ってきた。

だけどそれが違うことに気がついた。今年は、いい子の自分をぶち壊す。
いいのだ、それで。
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1 コメント

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自分に、コメント! (とん)
2006-06-11 10:03:49
いいぞ、いいぞー!

今、6月。



いい子の自分、ぶち壊してまーす!
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