稀にみる非常に大型の台風が近づいているという朝。電車に乗らねばならない私は、暗いうちから起き出す。始発電車が動くのかを、見ないと。
いつもは、その「始発電車」に乗る。
けれど、今朝のように電車が来るか来ないかわからないような朝に、大雨の中、駅まで歩くのは「カケ」だ。様子を見よう(たぶん、電車は来ない)と、ゆっくりしている自分を肯定しつつベランダで空を見上げた。
おー。
台風の朝だというのに、美しい朝焼け。
夜明けを待っていたかのように、この時ばかりは雨が上がった。なんとまあ。
グレーがかったいつもと違う朝焼けに、しばらく見とれる。始発の時間まであと3分。電車はまだ来ない。いや、今日は来ないに決まっている。
そんな私の期待を裏切り、定刻に踏切が鳴り出した。
あら?動いてるんだ。それも、いつも通りに。
調子ぬけした私。
「やだ!急がないと次の電車に間に合わないじゃん!」
急に、忙しくなる。
稀にみる台風の朝ですら、淡々と夜は明けてゆくのだな。
【メイン写真】
台風の朝の空
【リンク先】
藍染め暮らし
有限会社E-スタヂオ
いつもは、その「始発電車」に乗る。
けれど、今朝のように電車が来るか来ないかわからないような朝に、大雨の中、駅まで歩くのは「カケ」だ。様子を見よう(たぶん、電車は来ない)と、ゆっくりしている自分を肯定しつつベランダで空を見上げた。
おー。
台風の朝だというのに、美しい朝焼け。
夜明けを待っていたかのように、この時ばかりは雨が上がった。なんとまあ。
グレーがかったいつもと違う朝焼けに、しばらく見とれる。始発の時間まであと3分。電車はまだ来ない。いや、今日は来ないに決まっている。
そんな私の期待を裏切り、定刻に踏切が鳴り出した。
あら?動いてるんだ。それも、いつも通りに。
調子ぬけした私。
「やだ!急がないと次の電車に間に合わないじゃん!」
急に、忙しくなる。
稀にみる台風の朝ですら、淡々と夜は明けてゆくのだな。
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