埼玉のかあちゃん社長奮闘記_サステナブルな毎日

起業して20年超。藍染めを傍らに太陽や風、星や花の声を聴きつつ埼玉とみなかみを行き来する埼玉のかあちゃん社長奮闘記です。

いばらの道

2006-06-27 23:41:33 | ライフ&ワーク
社長だからなのか、世帯主だからなのか、かあちゃんだからなのか、毎日、選択を迫られる。選択肢は、どれもこれも「いばらの道」。それでも「何か」を選ばなければならない。選んだら、それを行わなければならない。そして、その後に起こるすべてのことに対して責任を持たなければならない。「自分で決める」ということは、なんて恐ろしくて、苦しいことなのだろうね。

自分に突きつけられる現実は、心をゼロにして受け入れようと決める。私にはもう、そうするしかないので、そうしている。私だって怖いし、苦しい。それでも、相田みつをさんが言うように「自分のしあわせは いつも 自分のこころがきめる」。人には関係ない。この苦しみも、この喜びも、すべて自分の心で受け止めるしかない。苦しみや喜びは誰かに作ってもらうものでもないし、誰かから与えられようとか誰かが助けてくれるだろうなどと期待するものでもない。

自分が決めて、受け入れる。
ただ、受け止める。
人を傷つけてしまったことも、わかっていてもそうせざるを得ない現実も、すべて。言い訳することなど、私には何もない。

いばらの道を選ばなければならないことは多々ある。
選ぶことでたくさんの人を傷つけてしまうこともある。迷惑をかけてしまうこともある。信用を失ったり、評判を下げてしまうこともある。それを感じることは、とても辛い。辛いけれども、それを自分から言葉にはできない。ただ、受け止める。いくら周りが、言葉にしたり、時には態度で、そんな自分を責め立てても、それでも私は笑っている。笑うしかないからだ。

言い返す??
それは違う。言いたいことは言えばいい、というものではない。
「そうせざるを得ないんだもん、しょうがないじゃない!」などと開き直ることではないのだ。「仕方ない」のではなく、自分にはその程度の力しかないのだという現実を受け止めて、力がない自分と向き合って苦しまなければならない。目の前の現状を変えることができるのは自分自身のみであることを自覚して、現実を受け止めなければならない。

苦しんで、苦しんで、前を向きながら苦しんで、そこから自分の力で這い上がろうと努力しなければならない。迷惑をかけてしまった人たちに、苦しめてしまった人たちに、自分がお世話になった人たちに「ごめんなさい」「ありがとう」と言える自分を作らなければならない。

今、私は、私がお世話になっているたくさんの人たちに、恩返しをするためにがんばっている。私ができることは、私が幸せで、そして笑っていることだから。

追伸:この私が「ねばならない」と言う言葉を使うことは滅多にありません。多分、今までも、これからも。今日のブログのような厳しい文章はもう書かないでしょう。最初で最後にしたいです。

【今日の名言】
『最高のものを求める人は、つねにわが道を行く。
 人間は最高のものを決して共存しない。
 幸福になろうとする人はまず孤独であれ。』
 ハーマーリング

【写真】わが社の招き猫。
私がとても気に入って作家さんにお願いし、無理を言ってE-スタヂオのために作っていただいたものです。手には「花」を持たせてくれるようお願いしました。

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