埼玉のかあちゃん社長奮闘記_サステナブルな毎日

起業して20年超。藍染めを傍らに太陽や風、星や花の声を聴きつつ埼玉とみなかみを行き来する埼玉のかあちゃん社長奮闘記です。

「県庁おもてなし課」高知の旅で学んだこと

2013-08-31 15:40:58 | ライフ&ワーク
安芸市雇用創造推進協議会さま主催の『ネットショップ開業&運営のノウハウ』と題した講演会に呼んでいただき、8月28日夜に高知入り。29日の午前中に講演準備を済ませ、安芸市へ。午後からの本番、参加者の皆さんの熱心さに支えられてなかなか満足できる講演ができました。ありがとうございました。

さて、高知の旅。
講演を終えるまでは景色を見る余裕すらなかったものの、振りかえれば学ぶことの多い旅だった。

まずは、「地域情報とその伝え方」について。
講演準備のため「安芸市」について調べた。観光名所、偉人、特産物、グルメなど。野良時計・三菱財閥の創設者岩崎弥太郎氏・阪神タイガースのキャンプ地・なす・ゆず・土佐ジロー・釜揚げちりめん丼などなど。さまざまなサイトをサーフィンして、情報はすぐに集まった。

面白さは、その次にある。
「キーワード」はすぐに集まる。ところが「その先」が知りたいのだ。なぜ、「釜揚げちりめん丼」なのか。なぜ「土佐ジロー」なのか。そのグルメが街をどのように変えているのか。また、変えていく可能性をもっているのか。

これは、目的のために「伝える」提案をする私の仕事の課題だ。
そのヒントをいただいた。

次に、「観光と地域の活性化」について。
私はたまたま仕事で高知県を訪れた。観光名所があることはそれなりに知っていたけれども、ゆっくり観光する時間などない。それでも「せっかく来たのだから」と欲が出る。そんな旅行者の欲を満たすには、どのような仕掛けが必要だろう。さいたま市の観光にも私のような旅行者を満足させるしかけが大事。では、どうする?

さらに、「この街を売ること」について。
たまたま高知のテレビで映画「県庁おもてなし課」のセット見学者が3万人を超えた、というニュースをやっていた。この街で私が受けた印象。「おもてなし」とは。

感動した。
市民、一人一人がコンシェルジュなのだ。外から来た人はこの街を楽しもうとしている。「ここならではの食べ物は?」「見どころは?」。「他県から来ましたか?」「〇〇は、見ましたか?」と聞かれ、見ていないと答えると「では、一緒に行きましょう」と案内してくれた。歩きながら、坂本竜馬について話し、日本の未来について話し。お互い頑張りましょうね、と握手して別れる出来事も。

それが、一人だけではなかった。
「高知県を楽しんでください!」そんな、言葉が聞こえてきそうなほど、出会うひと一人一人がこの街を誇りに思い、好きなんだなあ、と思わせてくれた。

私も、見習おう。

セミナーでは講師なんて仕事をさせていただいたけど、本当は高知県の皆さんからとても大事なことをたくさん教えていただいた旅でした。ありがとうございました。


【今日の名言】
『おれは落胆するよりも、次の策を考えるほうの人間だ』
 坂本 竜馬

【写真】
本場、土佐の炙りたてカツオの塩タタキ。
トロけました~。

とんさんのTwitterサイト
有限会社E-スタヂオ

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