おじいちゃんとの話し

「どこまで行ってるの？」
自転車置き場のおじいちゃんが声をかけてくれた。
子どもが赤ちゃんのときから、自転車置き場のおじいちゃんにはお世話になっている。

「おじょうちゃんはいくつになったの」
「今日は、誰がみてるの」
と、顔見知りのおじいちゃんたちには声をかけていただいている。

今日お話しをしたのは、私のふるさと「群馬」に友人がいるというおじいちゃん。
「今日は、さいたま新都心。昨日は浜松町でした」
という私の答えから、
「私もね、定年後70歳まで田町に通ってたんだ」
と、話しが弾み、ご自分の仕事の体験談に。

警視庁勤務から、証券会社、元部下の経営する会社の課長さん、そうして今はシルバー人材センターの仕事として自転車置き場で働く77歳。

生きているってすばらしいね！
おじいちゃんの笑顔が素敵だったので、「働くこと」のすばらしさや、当たり前に生きること、暮らすことの幸せを実感したとんでした。