シンガポール、上海、台湾、シリコンバレーへ！

英語、勉強しよー！本気で思った。いや～、情けない。今朝の出来事から。お取引先の（株）東京パックパーソンズプラザ様へおうかがいするために池袋で企画営業部長＆マネージャーのみきちゃんと待ち合わせ。ちょっと早めに着いたのでSUICAのチャージでもしておくか、と券売機の前まで行った。数人の若者。なんだか困っている様子。やり取りを聞いていると中国語のようだ。多分、切符を買うのに迷っているんだろう。でも私、ひるんだ。言葉が通じない。そこへ手を振って現れたみきちゃん。私はすかさず「困っているみたいなの。ねえ、助けてあげて！」と訴える。

みきちゃんは得意の英語で、どうしたの？と尋ねる。彼らは横浜に行きたかったらしい。でも、行き方が分からず困っていたのだ。確かにJRの券売機、地名と料金は書いてあるけれど、LINE名はない。乗り換えの案内もなく、誰も助けてくれない。日本は「フツー」でない人には本当に優しくない国だ。そんなことを思いながら私、どうすることもできなかった。

それからみきちゃんは彼らに乗換え駅やLINE名などを伝え、さらにどこから来たの？、あなたたちは学生なの？、日本ではどこに行くの？などと英語でいろいろとおしゃべりして見送った。私はこの時、ニコニコしていただけだった。一言もしゃべれなかった。何で？何を話しているのかは理解できるのに、何でしゃべれないの？

「中学英語でしょ？」
みきちゃんが笑った。確かに。英語とは全く無関係の私が話の内容を理解したんだもの確かに中学英語だ。基本的な単語を並べたら通じる。ナノにナンデ～。「気持ちだよ」とみきちゃん。確かにそうだ。「自分は英語がしゃべれない」とか「私の英語は不完全だから笑われる」みたいな思い込み。本当に伝えなければならなかったら、必死で、身振り手振りで伝えるはず。メーレイビアンによる 「対人関係におけるメッセージ」という調査発表では、伝わる手法について、言語がたったの7%。顔の表情が56%、声の特徴が37%という報告がある。もしも私が、言葉の通じない外国で困ったら必死で伝えようとするはずだ。

今日の出来事。
私は、英語が話せない自分のかっこ悪さを露呈したくないそんな未熟さを突きつけられた感じがした。情けない～と、思った。これこそかっこ悪すぎるー。情けないので、「気持ち」だけでもひるまないように中学英語を勉強することにした。みきちゃんも言ってるから。「とんさん、今年は上海とか台湾とかに行きましょう。アメリカにも行きましょう」。はい、行きますー。シリコンバレーの友人が言った。「通訳を介してコミュニケーションを取るより、自分が話せたほうがずっといいよ。英語勉強しましょ。」

あー、グローバル。情報社会こそ国際的な社会なのだー。みなさーん、英語のいい勉強法あったら、教えてください～。

追伸：こんな私だけど、中学時代には英語のスピーチ、クラスの代表でしたんだよー。（←この時の「失敗」がトラウマになっている・・・）結婚後は東京都府中市にあるアメリカンスクールの隣に住んでいたので、アメリカンスクールの英会話教室にも通った。お隣は校長先生のお宅だったしね～。それなのにこのざまだ！情けないー。

今は田舎暮らし。それでも中学程度の英語は必要だ。なんてったって、ITは国際社会だから。今日は、実感。

とんさんちへ