「大学ラグビー考」

関東大学ラグビーリーグ戦大東大を中心に、気の向くまま書いて見ます。ときには陸上にもふれます。H.Nakamoto

コミュニケーションが大切

2020-10-05 19:50:55 | 大学ラグビー

       コミユニケーションが大切

 

 24年ぶりに専大に屈した大東大ラグビー、本当に残念でなりません。試合内容を知りたくて、昨日の試合をオンデマンドで、一日遅れで観戦しました。

 いろいろ敗因は指摘できると思いますが、とくに後半の40分間、執拗な専修のディフエンスラインを突破できないままノーサイドになったことが悔やまれます。

 前後半を通して、ひいき目かも知れませんが、スクラムは大東に分があったように思いましたが、それにしても駆け引きがまとも過ぎます。とにかく、実戦形式の練習を積むことが大切なんですね。

 スクラムで優位に立つとことが、ゲームを支配するには必要なことでしょう。小生の感じとしては、ボールを持って突破するケースが少な過ぎたように思いました。それに、ボールの蹴り合いの多い試合でした。何か、物足りない試合でした。

 折角のマイボールも、蹴り込むことで簡単に相手ボールにしてしまいますからね。日頃のコミュニケーションが大切なんですね。

 小生の頭の隅にこびりついていることがあるんですが、3回目の大学日本一に輝いた主将の井沢航(旧姓)君が、ボールはオレか、シオネか、オトに必ず回せ、と練習のときによく言っていました。

 大学選手権直前のFWの練習は50分くらいですが、練習中の井沢主将が、FWのメンバーとコミュニケーションに費やす時間は、練習時間の半分くらいでした。鏡さんが、何も言わずに、黙ってそれを見ていたのも印象的でした。

 小生がいろいろ聞きますと、監督はグラウンドでは自分たちでゲームを作るんだから、あれでいいんですよ、連中は強いんだから、と。よくそう言われていたのを覚えています。今では、とても懐かしいです。

 つぎは、いい試合を見せて下さい。