「大学ラグビー考」

関東大学ラグビーリーグ戦大東大を中心に、気の向くまま書いて見ます。ときには陸上にもふれます。H.Nakamoto

勝ったが、もやもやが

2016-05-15 19:11:49 | 大学ラグビー

法大戦58-36、勝ったんですがスッキリしませんね!!

 きょうは、観戦に出かけられませんでした。このところいろいろ用事があって、ラグビー観戦を優先出来ず残念でなりません。5月は学会のシーズンですので、昨日も出かけました。新進気鋭の研究者の発表はとても勉強になります。研究と言うのは、一度否定されても、息を吹き返すことも多いですから面白いです。

 そんな訳で、きょうも対法大戦観戦できませんでした。それにしましても、前半9分、戸室選手が三笠選手とケガで交代したようですし、後半すぐ岡選手に代わってホセア選手がイン、しかし後半22分で交代しています。ケガのようですね。残念ですね。

 もう一つ残念だったのは、ゴールキックです。前後半10トライを奪っていながら、キックの成功率が4割でした。難しいものなんですね。もう一つ決まっていると、60点台にのっていますから大分印象が違いますね。次を期待しています。

 B、Cがともに負けたのもモヤモヤです。Aが勝てばいいと言えばそれもそうですが、なにかスッキリしませんね。B、Cも強くするためには、B、Cの育成をするコーチが別に必要なのかも知れませんね。現在の体制では、どうしてもAに傾斜してしまうでしょうから。

 素人にはよく分りませんが、Bチームにも、素質のある選手が多いようですから、彼らを育てると、層も厚くなるんでしょうね。

 早大が苦しんでいるようです。青山学院大に僅差で負けました。あれだけの大学でもこう言うときもあるんですね。しかし、6月19日の熊谷では強くなっているかも知れませんから要注意です。6月5日、花園で早慶戦があります。注目です。

 


法大戦

2016-05-13 16:48:26 | 大学ラグビー

法大のBK、中井・萩原には要注意!!

 

 15日の法大戦には勝って欲しいですね。昨シーズンリーグ戦、最終戦で4位、5位の決定戦なってしまいましたが、最後まで諦めず勝ちをもぎとった厳しいゲームでした。よくぞ頑張ったと誇らしくさえ感じました。

 24-5と大きくリードして折り返した後半、ミスで陣内に攻め込まれてのトライを許したのが法大に元気を与えるこのなりました。後半1分でした。法大14番中井選手にトライ、萩原選手にゴールを決められて、24-12、そのすぐ後にFLの斎田選手に上手くトライをされ、ゴールは失敗でしたが24-17と詰め寄られ、これは参った!、と思ったとき、大東大栗原選手のトライが決りました。

 この試合は、大道選手のゴールが不調で、4本外していましたから点数が伸びないできつかったですね。同点29-29、29-31、そして逆転、全員が必死でディフェンスして何とか41-38で逃げ切った試合でしたが、胸が詰まるような厳しい試合だったのを未だに忘れられません。

 先日の慶應戦、後半同点に追いつかれ苦しかったですが、何とか42-35勝ちを掴むことができました。隣におられた中山恵造氏が、苦し渇けれど「一度もリードされなかったことがよかった」、と言われていたのを思い出します。

 法大戦、選手権の同志社戦、そして8日の慶大戦と、厳しい修羅場をくぐり抜けてきましたが、とにかく勝って欲しい、そう願っています。

 次の15日は、所用があって観戦できませんが、毎日ウォーキングの際に鎮守の神様にお参りしています。時々願いを聞いてもらえないこともあるのですが、15日は大丈夫、そう信じています。

 

 

 


大道選手に「あっぱれ」

2016-05-08 21:10:25 | 大学ラグビー

大道選手ゴール6/6、成功率100%に「あっぱれ」

 

 「この日を待っていたんだ」と、言わんばかりの11番ホセア・サウマキの凄みのあるプレーに先ずは脱帽です。それはキックオフ後わずか、1分か2分だったと思います。まさに圧巻のトライでした。

 その後は、慶応のマークがきつく、ホセアにボールが渡るや2、3人がかりのタックルに遭い、さすがのホセアも1人、2人はかわしても3人目で倒されるケースが2度、3度ありました。完全復帰と見るかどうかは、見方によると思いますが、小生は9部通りは行けそうな感じを持ちました。一段と逞しくなって戻った来た印象をうけました。

 前半は、慶応の学習効果が予想以上に出ていたように思いました。大東がボールを持ち、攻めの態勢に入るよりも速い出足でディフェンスに出て、大東の出足を止めに来ていました。

 また、攻撃に転じたときのタックルの圧力が半端でなかったと感じました。後半22分でしたが、河野選手がまともに食らったタックルには凄みがありました。

 後半は、大東のキックオフで再開でしたが、川向選手の上手の手から水が漏れる痛恨のミスキックで、蹴った位置に戻っての相手ボール。後半の入りだっただけに悔やまれます。

 昨シーズンもしばしば後半、入りのミスで形勢を逆転させられて痛手を負ったケースが幾度かありました。今回も、結果としては、このミスで攻め込まれて3分後に慶應がきっちりトライを取ってきました。

 このトライで戦況はやや慶應に傾きかけ28-28、大東には嫌なムードでしたが、川向選手もよく声を出して、チームの士気を奮い立たせていました。見事なキャプテンシーだったと思います。

 栗原のトライ、大道の完璧なゴール成功で35-28と引き離したんですが、慶応もさすがでした。執拗に食い下がり35-35、もつれにもつれましたが、後半40分大東の選手たち大きな声が一際大きくなったその時、アマトが右側から回り込んだように見えたのですが、中川選手に代わって出ていた岡選手の会心のトライだったんですね。

そして、大道選手のゴール6/6、100%の成功率もまた見事なものでした。42-35、大道選手「あっぱれ」でしょう。

 


焦らず、我慢

2016-05-05 12:32:16 | 大学ラグビー

  選手権のときのように、焦らず我慢のラグビーを

 

 八王子の拓大戦は、夏のような陽ざしでした。暑かったです。次の日吉はどうでしょうか。昨年も暑かったのを覚えています。

 いままでは、JR渋谷で東横線に乗り換えが簡単だったのですが、昨年から、西口か南口か分りませんが一度外に出て、乗り換えになるようになったので、時間もかかるし、不便になりました。  

 小生の住む上尾方面からですと、湘南ラインで武蔵小杉に出て乗り換える手もあります。こちらの乗り換えも結構歩くんですよ。日吉に着けば、バスの便は良いですから助かります。こういうことが気になるのは、大分老いた証拠ですね。

 次の日曜は、古豪慶應との一戦です。いい選手がいっぱいいますから、交代した選手が戦況を自在に変える働きをします。どの選手も運動量が凄いです。前の選手権の第2戦で、前半28-0と大東大が大きくリードしていたのですが、慶應は傷んだ11番の清水選手に代えて、23番の4年生中村選手を投入してきました。彼の当たりの強さは半端じゃなかったです。驚きました。楽勝かと思っていただけに彼が起用されたことで、何と状況が一変した印象でした。素人目には、慶應は怖いと映りました。

 後半に入った慶應の18番の4年生もPRの選手でしたが上手かったです。彼にはトライを許してしまいましたから。あれは残念でした。結果を見ますと40-14で快勝でしたが、後半だけでは12-14でした。

 先ずは焦らないことでしょう。力は五分と五分でしょうから、80分間をいくらかでも、自分たちに有利に使って欲しいと思います。必ず、試合の流れには、ここが勝負と言うときがあるものです。大事に勝ちにつなげて下さい。欲目かも知れませんが、今季の大東大は、Bブロックのどことやっても勝てるチームだと思っています。

 楽しみに出かける予定でいます。


4強の自信か

2016-05-01 18:00:35 | 大学ラグビー

強かった大東大、ベスト4の自信か:拓大に93-7

 

 大学選手権で見せたスピードと我慢、そして強力なディフェンスが再現し、前半を45-7、後半を48-0、93-7で春季第1戦を圧勝しました。選手権4強入りした自信でしょうか。BKに回ったボールは確実にトライを取り切ることで、トライの山を築いていました。

 今日の大東大との一戦に備えて、拓大は、山梨学院大と練習試合を組んで、調整はしていたようですが、大東の速い攻め、鋭いディフェンスに屈した感じでした。

 夏のような暑さの中、先発組の新入生、藤井・服部の両選手も先輩に負けじとよく動いていたように思いました。先輩たちの出足鋭いディフェンスにも頑張ってついていましたし、交代した新入生選手も頑張っていました。

 昨シーズンの本間選手の後を埋めることになった藤井選手、また大学トップ級の選手だった長谷川崚太の穴は埋めきれないとしましても、よく仕事はできていましたし、交代した佐々木、木村の両選手も楽しみです。左のPRに入った藤井選手、大きいですね。

 チーム全体に自信が満ち満ちている印象を受けましたが、次の慶應義塾戦が大切だと思います。今日は、キックオフからノーサイドまで心配することなく、気持ちよく観戦できました。ですが素人の印象としては、スクラムワークは、さらに練習を積むことが必要だと感じました。

帰途、中山さんご夫妻の車に同乗させて頂き、おかげで4時半ごろには上尾に着きました。感謝しています。