12月20日(日) 晴れ
ポケット型ステレオラジカセの修理中。
の続きで、ゴムベルトの入手待ちだったが入手できた。
同時刻に配達されてきた。
外したサイズは伸びてしまっているので、少し小さいサイズがちょうどよかった。
プリント基板がなかなかうまくはめ込めなかった。
何とかはめ込めたので、リード線をはんだ付けする。
スピーカーの線もはんだ付けする。
スピーカーパネルをビス締めしようとしたが、真ん中で何か当たっている。
こうしてみても当たっているようなものは無いが・・・
向こう側があれだけ開いてしまう。
上を閉めれば下が開く。
基板のおさまりは悪くないのだが・・・
このぐらいの開きは少し押せば、ビス止めできる。
ビス止めしてみた。
まあ一応全部ビス止めできた。
本体のビス止め2本を行うが、真ん中のビスはねじバカになってきた。
カセットテープのふたを取り付ける前に、ヘッドとキャプスタン、ピンチローラーをアルコールで拭いておこう。
と、カーペットの上に何か落ちている。
あーっ、ベルトのカバーをつけ忘れた。
また最初からやり直しだ。
実はこの時からトラブルの始まりだった。
今度はスピーカーの線を外さずに、ベルトカバーを取り付けてみよう。
カバーを付けた。
ところがプリント基板をはめられなくて、結局はんだ付けを外した。
デッキ側のアングルと基板側のスイッチのつまみの位置を合わせておかなければならない。
ちょっと基板の右側が浮いているが、押せばへこむので、組み立てる。
カセットテープのふたを取り付ける前に、再生テストをしてみよう。
え、録音ランプが点いていて再生できないぞ。
また中をあける。
録音ランプが点いている原因は、このアングルと
このスイッチの関係があっていないからだ。
スイッチが録音の位置になっている。
スイッチを録音の位置からずらし組み立てる。
ランプは点かなくなった。
が、今度は録音ボタンが押せない。
またやり直しだ。
録音ボタンはカセットテープに消去防止用の爪があり、折られていない時は録音ボタンが押せるようになっている。
カセットテープに爪があるかどうか検知するのが赤矢印のレバー。
爪が残っていればレバーが押されるので、赤矢印と一体の黄色⇒部分は移動し、青矢印の板金が押し下げられる。
指でレバーを押し、録音ボタンを押すと、録音ボタンはへこんで青の板金が下りてくる。
どうやらこれでOK。
テープを再生する。
えっ、音が出ない!! いや、小さくなっている。
どうやら真ん中の小さなツイーターだけ鳴っているようだ。
また中をあける。
スピーカ線が断線している。
こちらも。
何度も開け閉めしていたので、ストレスでちぎれてしまった。
はんだ付けする。
この時、やっと修理できたんじゃないかと予感がした。
直った。テープの録再も、AM・FMラジオも。
修理依頼内容は、『電池を新しくすると鳴るが、少しするとのろくなって、音も低くなってしまう。』というものだったが、どうやらゴムベルトの劣化が原因のようだ。
2時間20分電池で再生しているが、異常なし。