大阪都構想は維新を支持していない大阪市民の理解も必要 - 1月27日のツイート(橋下徹) - BLOGOS(ブロゴス)【BLOGOS】
とは言え。大阪都構想って少し考えて見ようかな。
大阪府の中心都市である大阪市の権限が大き過ぎるので、政令指定都市を再編するのが目的ですよね。堺市も本来やりたいらしいが、後回しとしてね。
大阪と言えば、大阪市が中心になっている。つまり大阪府政全体での大きい行政を考えても、大阪市が反対すれば全てが行え無い。だから統治機構の一本化を図るのが趣旨のようです。
大阪市って、俗に言う社会主義の弊害が出ていて、市職員の仕事を減らさないように大阪府と張り合い、同等の事業や行政を採って居たらしいんだわ。
更に、橋下氏が成る前の歴代の市長は、結果的に市公務員組合の威光によって決められる形になってたとかで、組合の同意無しでは政策すら決まらない状態だった。それが大阪府の介入を許さない仕組みを構築していて、これを問題視したのが、時の橋下府知事。
地方行政実行の基本は役所。役所を運営しているのは、その職員である公務員。その公務員を、有権者に選ばれた市議や市長。また府議や府知事がコントロールするから全体的な民主的行財政が講じられて行く、しかし大阪市の内情と、更に大阪府との関係は大阪市公務員が市民に選ばれた市長・市議よりも権限を持ってしまって居たんだね。
大阪市政自体が、市長よりも公務員側に権威が偏り、公務員自ら市職員を擁護して、大阪府政と張り合った行政を執り行えば当然コストは嵩むし、特に構造改革の類いは既得権益が維持し続ける岩盤規制をなんとかしなければ成らず、それも打破出来ない。
橋下府政が如何に良い政策を唱えても、大阪市の公務員が権威として邪魔をし、上手く当て嵌まらない状態に成ってた。この不効率な構造を改めて、より効率化を図るために指示系統を府政に一本化して、現在の市民サービスに付いては細かく分けた個別区政に権限を与え、決めさせると言うのが都構想の趣旨。
本日まとめ。二重行政解消とか漠然とした話だけが取り沙汰されるが、その内実は『市府民から預かった血税が府政の糧。選挙を経ない大阪市公務員が、市政を掌握した大きな権限を持ち、その恣意に偏った抵抗をして、その結果として不効率化する府政体系を改善する為に、大阪府に指示系統を一本化し、行政の実行者となる市民サービスなどの役割を新たに設ける区政へと明確化する。』だけの話です。
『【都】構想』と言う表現は東京都を鑑みたイニシャルに過ぎないんだね。
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