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文民統制と言うと、武官で無い者が、武官を統制する的な漠然としたところから始まり「最高指揮官である総理がヘボならどうなるん?」的な話に推移しがちだが、そこは違って、制度上、専断を阻む仕組みにすれば良いだけなんだよね。
前から日本型を起草するなら、ドイツの「防衛監察委員制度」を参考にすべきと言われたりするんだが、そいつは要するに【連邦議会による軍の統制】。つまり民共合作議員が懸念してる政府・最高指揮官優位性じゃ無く〚政治優位性の担保〛が中心に成ってる考え方だよね。
結局、曖昧至極になりがちな文民統制の中身は【議会統制】で〚議会による行政権への影響を担保〛してる体になってる。
日本でもだが、国会による軍の統制って、防衛関係予算や自衛隊法の審議と採決を前提にしたような形で行われるが、ドイツの場合は更に【防衛委員会】と〚防衛監察委員〛って制度が設けられている。 その中の《防衛委員会》には【査問権限】が有り、委員による〚4分の1以上の申立て〛があると、【関する特定の事象を査問対象】とすることが義務付けられてるし、それは[森加計の閉会時間切れ]的な話には成らず《閉会中も活動可能》と成ってるんだね。これだと民共合作議員が言ってるような「総理がヘボ」でも歯止めは担保される訳です。
まぁ、安倍総理も【文民統制】には言及してるが、当然、ネガティブ法を目指すだろうね。例えば安保法も範囲が広過ぎる。あれネガティブ法化を目論んだんじゃなかろうか。恐らく三項加憲も同じベクトル。
ただ、現状維持なだけに、ネガティブ法化を目論んでも無理しか無い。それでも安倍晋三の当是で、突き進みはするだろうが、安保法制+九条自衛隊と言う現状維持だからこそ、それがダメなら今でも機能してない筈で、機能してる以上不足は限定的。
恐らく目論見は目に見える功績で、だからこそ強行はせず、公明党を睨んで、【天皇の生前体位】ように、野党第一党のコンセンサスを優先するような気がするんだよね。
だからこそ、イニシアティブは野党第一党が握ってて、ドイツの防衛監察委員制度のようなの物を当てはめるかどうかも【立憲民主党が鍵】なような気がするんだよな。
つづく・・・・・・恐らく。
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