永崎士道の建設業徒然なるままに、時々国防とグルメも

主に建設業の話題を書きたい。
私自身建設会社の社長だったので、
業者贔屓の発言も大目に見てください。

自虐史観から決別する方法(その3)

2012-06-10 | 国防
3日連続で国防論です。

日本だけがいつまでも非難される大きな理由は以下の4つだった。
1:戦争に負けた
2:犬の頭を中途半端に殴ってしまった
3:餌も中途半端にしかやれなかった
4:すぐ謝罪して、お金を払うから。

念のため書き添えておくが、私が望んでいるのは、日本人が自国に誇りを持ち、精神的に対等な外交関係を築き、真の独立国としてアジア・世界の平和に貢献できるような国になることである。狭量な愛国心や、暴力的極右主義を称賛するものでは、けっしてない。

では、対応策を考えてみるが、一番手っ取り早いのは認識を変えること、その次は4番目を解決することである。
もう一回戦争をして勝つ方法を薦めるわけにもいかないし、2番目と3番目も日本の文化、歴史と密接につながっている。五十年、百年で変わるものでもない。

持つべき認識を一言でいえば、『善人ほど重い十字架を背負う。それが世俗の常』である。
古今東西、キリスト、仏陀、孔子、孟子などの宗教家、思想家も、賢帝と呼ばれたローマ、中華の皇帝たちでも、幸福とは程遠い、というよりも世俗の価値ではほとんど不幸と呼ぶべき様な人生を送っている。なぜかと聞かれても、そうだとしか答えようがない。答えを出すために宗教や哲学が生まれたとすら言えるだろう。
ただ、現在の日本では、きれいごと(謝罪)を言うのは終身雇用制度の上流で生活を守られている者たち。十字架を背負うのが一般の日本国民たちだから自虐史観が攻撃されるのである。きれいごとを言うだけなら、詐欺師が一番いいことを言う。安易に謝罪を述べる上流人士たちは、言葉だけでなく私財で弁償してみせなさい。国民の税金を使うのはその後ではないか。

今日はここまでにします。おやすみなさい。

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