永崎士道の建設業徒然なるままに、時々国防とグルメも

主に建設業の話題を書きたい。
私自身建設会社の社長だったので、
業者贔屓の発言も大目に見てください。

国際合意は『日本にたかれ!』(その2)

2012-10-11 | 国防

ギリシャ、スペイン、中国を見てもわかるだろう。 政府当局の対応が気に入らなければ、すぐに火炎瓶を投げ、街に火を放ち、車をひっくり返す。 ストライキで電車もバスも動かない。 街はゴミであふれかえるが、日本以外では特段珍くもない。 

デフレが20年、年間3万人超の自殺が14年続く失策をやりながら、暴動は起きない、電車は一分も遅れない方が異常かもしれない。 ちょっと大人しすぎるんじゃない。 国家を代表するインテリ、エリート、リーダー層はさらに輪をかけて大人しい。 自己主張をしない大人でなければ、日本では出世できない。 

尖閣、竹島でも、ゴロツキの口げんか並みに騒いでいる中韓に対し、『大変遺憾である・・・』、『両国の友好を第一に、忍耐強く対応していきたい』。 怒ってるの? 残念がっているの? 日本人でもよくわからん。 これでは国際会議で国益など主張できるはずがない。

義父は大学の学長を6年務めたが、日本人の押しの弱さにはいつも歯ぎしりばかりしてきたそうだ。 言語能力は関係ないと言っていた。 ほとんど聞き取れないブロークン・イングリッシュでも、中韓の学者や留学生は、欧米人とガンガン議論する。 翻って、日本人は反論されると、すぐに黙ってしまう。

こんなリーダーたちだから、IMFから消費増税を押し付けられ、カネをむしり取られる。 財布は納税者だから、自分たちの懐は痛まない。 今年4月、ダントツトップの約5兆円の拠出金を表明した。 そして8月、2014年から消費税を5%から8%にする法律が成立した。 見込まれる増収が約5兆円だから、全額貢ぐことになる。

公正取引委員会が、欧米企業のカルテルをただの一件も取り締まらないように、日本の当局、官僚たちは欧米と喧嘩できないのだ。 しかも、どんな失策をやっても、暴動もストも起きない。 しわ寄せは、『したーに、したーに』よせるのが一番いい。 欧米中韓のきった請求書は、日本の政府当局へまずまわり、その後、我々納税者に回ってくる。 請求明細は『国際協力費』。

今日も読了ありがとうございました。 

 

 


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