祝『2020年東京オ・パリンピック開催』!
よかった、よかった。 非常に大きなハードルを越えた。 もう一度山は来る。 オリンピック開催決定で株価が下がった事例はない。 あとは消費増税だけだが、こちらは相当やばそう。 官報メディアが総力を挙げて、増税の洗脳報道をやっている。
先日、都内で開かれた海外投資家のシンポジウムをNHKでやっていた。 『予定通りの税率アップが望ましい』とコメントする外人たちの映像が次に次に流れていた。
本当に彼らが言うように、日本の増税賛成派は、株価が上がると本気で思っているのだろうか。 正しい因果関係は、『 消費増税期待⇒円高⇒株と金利が低下⇒またデフレ!? 』のように、『 増税⇒円高⇒株価下落 』である。
しかし、デフレ天国に住める三人にとっては、『 増税⇒円高⇒株価下落そしてデフレ 』が理想だ。 『役人』、『高齢者』、『新聞社』である。 NHKは法律で給料に縛りがあるから公務員とほぼ同様。 インフレになっても給料は上がりにくいから、物価が下がるデフレが好ましい。 財政破たんされて一番困るのは、税金から直接金をもらっている役人と高齢者(特に資産のない)。 支出は多少増えても、収入がゼロになるよりはましだから、増税賛成。 高齢者しか読者がいなくなった新聞社も一蓮托生。 今や購読者の平均年齢は60歳を超えているそうだ。
次に、海外勢が増税発言を繰り返すのはなぜか? ずばり! 自分たちが儲けるため。
もう少し詳しく言うと、塩漬け状態の新興国の株を値上げさせたいから。 増税で日経平均が上がるとはだれも考えいていないだろう。 増税が実行されないと困るから出鱈目を言っているだけ。 ジム・ロジャーズなんかは、今年3月ごろに『 アベノミクスの上昇相場は数年続く 』と言っておきながら、5月の急落後、『 5月前に日本株はほとんど売り払った 』と公言している。 こんな連中の話をありがたがって拝聴するなどバカじゃないの(日本のインテリ、エリートたち(特に文系)は外国の弟子、子分、下請けばっかりだからしょうがないか)。
FRBの金融緩和終了が現実的になってきた4月ごろから、世界の投資マネーが逆流し始めた。 それまでBRICs等に流れ込んでいたマネーは、円安になった日本を筆頭に先進国に逆戻り、新興国は貧血状態になっている。 当然、ヘッジファンドの金融資産も含み益を減らし、中には含み損を抱えるものも多くでてしまった。
塩漬け解消には、マネーを再逆流させるしかない。 一番簡単なのは、お人好しで自分たちの言い分をすぐに信じる日本をだますこと。 増税で円高になれば株式に割高感が出て、投資マネーは日本を離れる(その前に彼らは日本株に空売りを仕込むだろう)。 一方、新興国の通貨、株式は相対的に安くなり、投資マネーが戻ってきて株価も再上昇する。
以上が、海外投資家が日本の消費増税を支持する最大の理由である。
追記 :首相が、増税と同時に大幅な金融緩和もやるといっているのが唯一の救いだが、10月以降の為替で実証されるだろう。 仮に95円を割るようだと円高デフレ基調に逆戻り、100円を超えていくようだと金融緩和の効果が大。 しかし、そもそもリーマンショック前、ドル円はだいたい100円だったから、100円で標準、円安は110円を超えての話。 私は120円くらいが理想的と考えている。
今日も読了ありがとうございました。 おやすみなさい。
増税派議員は中帝の走狗、売国奴。