さて、日本とヨーロッパが封建制を生み、中国には中央集権国家しか発生しなかった四つの要因(国内(域内)の地形、外敵や自然災害などの脅威、食糧生産量、世俗権力から分離した宗教的権威の存在)を整理する。
封建制 中央集権
1:国内(域内)の地形 起伏変化に富む 平坦で変化に乏しい
2:外敵などの脅威 少ない 多い
3:食糧生産 少ない 多い
4:宗教的権威 ある ない
1:国内(域内)の地形 日本 ヨーロッパ 中国
2:外敵などの脅威 日本 ヨーロッパ 中国
3:食糧生産 ヨーロッパ 中国 日本
4:宗教的権威 日本 ヨーロッパ 中国
中国が4要因すべてで中央集権側だが、日本とヨーロッパは、逆転現象を起こしているものもある。 結論としては、日本は最も分権的な制度になりやすく、対極が中国。 ヨーロッパは両者の間だが、食糧生産と宗教的権威で日本に近くなる。
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