は・な・し・の・種

話の種のつきるまで・・・

秋の日は

2005-10-07 | 花の話
外に出たときは 未だ黄昏だったのに
たった一区の電車のスピードより速く 暮れてゆき・・・
  “秋の日は 釣瓶おとし”
家までの道々に 金木犀 の香りが 
強くなったり 弱くなったり
それだけが 私の道連れだった 昨日

 いつも開花は香りで知り・・・
落花が 樹の根元に 円く散り敷いているのを見て
 電気がついているみたい! と
小さい子供に言われた昔を いつも思い出す

まだまだ 裸電球の街灯があったころ