は・な・し・の・種

話の種のつきるまで・・・

取り返しの付かないこと

2008-11-03 | 暮らし

・・・ なのではないか? と 思って
べつに このことだけではない けれど・・・
北鎌倉から大船へ 向かう電車から 一瞬
そう 洞門山の辺りで 立て札様のものの側に 
スーツを着た男性が二人立っていて
生徒さんのBlog洞門山の危機★ を拝見して以来の 気掛かりを思い出した
北鎌倉駅の線路際のこんな風景は 見慣れた人にも 訪れる人にも 印象的なもの
ここが コンクリートの擁壁になり 上に住宅が出来る  
開発と言われても それはもう破壊 と言う事で 反対の署名活動も始まった様子
崩してしまへば もう 美しい砂岩の縞模様も見ることは出来ない

御成小学校の道路際の(樹齢幾年かは知らないが)大木が何本も切られた時
道幅の拡張か? 理由はどうであれ 哀れで涙がでそうだった
後には お決まりの1メートル程の苗木とさつきが植えられた

大林宣彦監督がラジオで話しているのを聞いた というBlog から
映画を撮るとき、日本で少し前の風景が撮るのがとても難しいと。ヨーロッパでは、いやアメリカでも、携帯の宣伝などの看板を消すだけで撮れるのに、日本では少し前の風景が直ぐなくなり、すっかり変ってしまう
むしろ江戸時代というように時代劇の方が撮りやすいと。
日本では直ぐ壊して新しくする、それが進歩という考えがまだ変らない。
文化とは、遺す事 ではないかと。
世界遺産の登録を考えていると言う鎌倉市、とんでもない事、そんな資格、品格などないではないかと思ってしまいます。 とも書かれていた          写真はwebから