11月23日祝六甲全山縦走大会に初挑戦した。
前日22時頃岡山を発ち1時過ぎ縦走の出発点である須磨浦公園に到着。
今回の参加は職場の同僚Sさん♀とK君である。
車の隣のスペースにテントを張り、夜食を食べ、焼酎をかっくらい寝たのは2時前であった。
吾輩は緊張からか1時間程しか眠れないうちに3時50分起床。
湯を沸かして貰い、朝食を摂り、テントをたたんだらもう5時で
トイレに行ってスタートの列に並んだときには既に5時10分になっていた。
30分余り待って5:40過ぎにスタート。
下調べもせず睡眠時間1時間で臨む56㎞の山道。完走できなくともせめて摩耶山までは行きたいと思う。
さあがんばるぞ。
鉢伏山から望む夜明け前の神戸
須磨アルプス
途中、栂尾山、須磨アルプスなど所々で渋滞に巻き込まれる。
特に菊水山の上りはこのルートの中で一番キツイ
菊水山チェックポイント到着 11:30
昼食のおにぎりをほおばり摩耶山を目指す。
摩耶山上掬星台チェックポイント到着(30㎞地点) 15:14
歩きは始めから10時間近くを経過してもまだ半分を過ぎたあたりだ
チェック時間の締め切りまであと36分。最後尾から来ている「赤鬼」に抜かれるとリタイヤになってしまう。
一緒に歩いていたSさんはテーピングしていても膝が痛そうだ。
摩耶山上掬星台から望む神戸市街
休憩もそこそこにしてまた歩き出す。
ここからはしばらく平たんな道が続く。六甲山郵便局で甘酒の接待を受ける。
Sさんは残念だが膝の状態が思わしくなく、37㎞地点あたりでリタイヤすることになった。
残った2人も余裕など無く、赤鬼の気配を感じつつ歩を進める。
六甲山小学校を過ぎたあたりから暗くなりベッドライトを着けての歩行となる。
長くて暗い車道を歩き、やっと東六甲縦走路チェックポイントに締め切り10分前に着く。(18:20)
しかし、しばらく待ってもK君は来ない
「赤鬼が来たぞー」との誰かの声に背中を押されるように歩き出す。
間に合わなかったのか先に行ったのかと思っていると追いついてきた。
どうやら急に腹が痛くなり、トイレに入っていると最初はざわざわしていたトイレが静かになったので、
あわてて飛び出して、走って赤鬼を抜き去り、最終チェックポイントに最後尾から2人目で間に合ったそうだ。
九死に一生とはこのことなのか
ともあれ間に合って良かった。ここまで来てリタイヤしては泣くに泣けない。
とは言えここからまだゴールまで13㎞の道程である。
500m程行くと山道に入る。
ここからはひたすら下りと聞いていたのだがそうでもなかった。
大平山で赤鬼と1枚
しかしそんな余裕をぶっこいている場合ではない。
アップダウンを繰り返しながら徐々に高度を下げていく。前日の雨で滑る箇所もあり、またも渋滞が起こっている。
このままでは到底ゴールの締め切り時間に間に合いそうにない。
やがて山道が終わりアスファルトの車道に出ると宝塚の夜景が見えた。ゴールが近い。
宝塚
太ももが痛くて前に進めない人が何人も下り坂を後ずさりしながら下りていく。
まるでヤドカリのようである。
みんな制限時間に間に合おうと必死である。
22:40までに着ければ盾と認定証がもらえるのだ。
ゴール近くになって係りの人にあとどのくらいかと聞いたら
予定時間内には必ず着けると言う。
最後の力をふりしぼってゴールに向かう。
やっと締め切り10分前の22:30宝塚にゴールした。
つらく長い1日だったが、今までに経験したことのない感動があった。
この時には来年はもう来ないと思ったが、来夏になったらどうだろう
認定証と盾をもらいご満悦の2人
完走記念の盾
前日22時頃岡山を発ち1時過ぎ縦走の出発点である須磨浦公園に到着。
今回の参加は職場の同僚Sさん♀とK君である。
車の隣のスペースにテントを張り、夜食を食べ、焼酎をかっくらい寝たのは2時前であった。
吾輩は緊張からか1時間程しか眠れないうちに3時50分起床。
湯を沸かして貰い、朝食を摂り、テントをたたんだらもう5時で
トイレに行ってスタートの列に並んだときには既に5時10分になっていた。
30分余り待って5:40過ぎにスタート。
下調べもせず睡眠時間1時間で臨む56㎞の山道。完走できなくともせめて摩耶山までは行きたいと思う。
さあがんばるぞ。
鉢伏山から望む夜明け前の神戸
須磨アルプス
途中、栂尾山、須磨アルプスなど所々で渋滞に巻き込まれる。
特に菊水山の上りはこのルートの中で一番キツイ
菊水山チェックポイント到着 11:30
昼食のおにぎりをほおばり摩耶山を目指す。
摩耶山上掬星台チェックポイント到着(30㎞地点) 15:14
歩きは始めから10時間近くを経過してもまだ半分を過ぎたあたりだ
チェック時間の締め切りまであと36分。最後尾から来ている「赤鬼」に抜かれるとリタイヤになってしまう。
一緒に歩いていたSさんはテーピングしていても膝が痛そうだ。
摩耶山上掬星台から望む神戸市街
休憩もそこそこにしてまた歩き出す。
ここからはしばらく平たんな道が続く。六甲山郵便局で甘酒の接待を受ける。
Sさんは残念だが膝の状態が思わしくなく、37㎞地点あたりでリタイヤすることになった。
残った2人も余裕など無く、赤鬼の気配を感じつつ歩を進める。
六甲山小学校を過ぎたあたりから暗くなりベッドライトを着けての歩行となる。
長くて暗い車道を歩き、やっと東六甲縦走路チェックポイントに締め切り10分前に着く。(18:20)
しかし、しばらく待ってもK君は来ない
「赤鬼が来たぞー」との誰かの声に背中を押されるように歩き出す。
間に合わなかったのか先に行ったのかと思っていると追いついてきた。
どうやら急に腹が痛くなり、トイレに入っていると最初はざわざわしていたトイレが静かになったので、
あわてて飛び出して、走って赤鬼を抜き去り、最終チェックポイントに最後尾から2人目で間に合ったそうだ。
九死に一生とはこのことなのか
ともあれ間に合って良かった。ここまで来てリタイヤしては泣くに泣けない。
とは言えここからまだゴールまで13㎞の道程である。
500m程行くと山道に入る。
ここからはひたすら下りと聞いていたのだがそうでもなかった。
大平山で赤鬼と1枚
しかしそんな余裕をぶっこいている場合ではない。
アップダウンを繰り返しながら徐々に高度を下げていく。前日の雨で滑る箇所もあり、またも渋滞が起こっている。
このままでは到底ゴールの締め切り時間に間に合いそうにない。
やがて山道が終わりアスファルトの車道に出ると宝塚の夜景が見えた。ゴールが近い。
宝塚
太ももが痛くて前に進めない人が何人も下り坂を後ずさりしながら下りていく。
まるでヤドカリのようである。
みんな制限時間に間に合おうと必死である。
22:40までに着ければ盾と認定証がもらえるのだ。
ゴール近くになって係りの人にあとどのくらいかと聞いたら
予定時間内には必ず着けると言う。
最後の力をふりしぼってゴールに向かう。
やっと締め切り10分前の22:30宝塚にゴールした。
つらく長い1日だったが、今までに経験したことのない感動があった。
この時には来年はもう来ないと思ったが、来夏になったらどうだろう
認定証と盾をもらいご満悦の2人
完走記念の盾
そしてきつい上り坂にさしかかると参加するんじゃなかったと後悔し、完走した直後には来年は絶対参加しないと思うことでしょう
また、今年も行きます?
先日の日記では想像してませんでした。
本当にがんばりましたね、心から拍手を送ります。
1時間の睡眠で挑むなんて無謀なこと。
でも、きっと脳みそが興奮してたのでしょう。
きっと来年も(そんな気がする~)