大塚でつぶやく

北大塚にある、とあるおでん屋で働く夫を観察する妻のブログです。立ち上げは夫だったはず・・・・ですが・・・

白鴻の会inおでん屋

2007-10-06 18:08:48 | おでん屋での日常

去る9月10日月曜日、おでん屋で蔵元を囲む会が開催されました。

今回は、広島・盛川酒造さん「白鴻を囲む会」。
これまた、先日の「奈良萬」に続き、店長主導で開催されました。

盛川さん、「蔵元を囲む会」ってなんだか意味がわからなかったらしく
「な、な、何をすればいいんですか?何を話せば??」と大焦り状態だったとか(笑)それにトシ房答えて曰く「お燗番してください。」

う~~ん・・・・

今回は、久しぶりに私も参加。巣鴨きっての才媛BUNさんもご参加とのことで、再会に胸も弾みます。
お店に入ると、「あ、ハルさんとBUNさん、そこね」と、酒冷蔵庫のまん前、窓際に酒樽をテーブルにした二人がけの席を示される。まるでお誕生席だ、こりゃ。女将・ゆきえさんが「悪いんだけど、haruさん、HP用に写真撮っててくれないかしら」わかりました。カメラマンのために絶好の席をご用意くださったのですね。


まずはおきまり、マスターのご挨拶。


今回もお料理はお肴箱。左上から
 ・ブロッコリーのおひたし
 ・スルメイカの自家製塩辛
 ・鰹のたまり醤油ヅケ
 ・金目鯛 白鴻本醸粕漬け焼き
 ・茄子の酢の物
 ・フランス産鴨のロース焼き
 ・コンニャクの甘辛煮
 ・おしんこ
 ・穴子寿司
これに加えて冷奴、肉じゃがコロッケ、おでん3品が出てきました。
前回「奈良萬の会」のときややボリュームが足りないという声を受けてか、今回はかなり緩急つけたメニューです。

しかし・・・・・・・・

何故肉じゃがが豚肉なのっ?←軽くBUNさんと言い争い勃発

そのとき初めて、肉じゃがは関西では牛肉、関東では豚肉が一般的という違いを知る。

さてさて本題のお酒は
◇白鴻 純米大吟醸「沙羅双樹」
◇白鴻 吟醸生貯蔵酒「宵」
◇白鴻 特別純米(緑ラベル)
◇白鴻 特別純米生原酒(緑ラベル)
◇白鴻 純米原酒熟成15BY(青ラベル)
◇白鴻 純吟無濾過生原酒「広島雄町」
◇白鴻 純吟無濾過生原酒「千本錦」

まずは、沙羅双樹(冷や)で乾杯。
あとは順次、冷や、お燗、それぞれ飲み比べられるように盛川さんご自身がつけてくださる。ヨッパライたちはだんだん、お蔵さんだということを忘れて「今度は大吟醸のぬる燗を!」「宵を冷やで!」「千本錦を熱燗で!」と、そりゃもうかなり我儘な騒ぎに。
おでん鍋でお燗する盛川(兄)さん、大変です

さて、恒例「じゃんけん大会」。
3択の蔵元クイズに正解した方がじゃんけんをして、蔵元グッズを競います。
今回は2回あり、第一回は「沙羅双樹」Tシャツ、第二回は前掛け。
マスターからの出題「さぁ、この盛川氏は創業から第何代目に当たるでしょうかぁ?」
←答えは(確か)七代目
正解者数名がじゃんけんをします。
←じゃ~んけ~ん・・・・
Tシャツをゲットしたのは酒の会初参加の女性、前掛けは・・・・後述。


ひととおりお料理もお酒もまわり、いつのまにか社長・盛川氏も飲みに参加です。

んっ?なにやら壁に描きはじめた人がいるぞ?

ぐわっ、「酒のほそ道」のラズウェル細木さん!!!(二回目のじゃんけんで前掛けをゲットされたのもこの方です)
店内の壁には「試してガッテン」の志の輔師匠や、「十四代」高木顕綱さんのサインがあり、どこに描くか・・・と迷った氏は何故か「十四代」の横を選ぶ。何かあるんですか??

そこで本来はルール違反なのですが身内の情報漏洩によりぬかりなく単行本を持参した私、サインをねだる。しかも、二人分・・・・
 トシちゃん江
 ハル賛江

ラズウェル氏、「えっ、もう酔っちゃってるから・・・」といいながら快く岩間宗達入りサインを描いてくださいました!余談ながら本店の哲さんも氏の作品はかなりディープに愛好しているらしく、最後は哲さんトシさん、握手を求めていました。なんだかねぇ。

22時すぎ、舞浜地ビール醸造担当の園田氏たちと一緒にお店を辞しておひらき。大塚駅に向かうラズウェル氏、お連れの方と「う~ん、この後は、、馬場かな」とつぶやきながら消えていかれました。

お燗の会、良かったです。とても心がぬる~くあったまりました。
白鴻さんは、なんと私の実家のすぐ近所、宮島口は穴子の名店「うえの」で毎年お正月に酒の会をされているんだとか。全く知りませんでした。ううむ、これからは実家でお正月を過ごすときは是非参加したい!!