旅行というには近すぎるけど黒羽へ行ってきた。
(私の街から車で1時間半くらい)
友達が私の足のケガの快気祝いとして計画してくれた。
以前はよく出かけたのだが久しぶりの黒羽だ。
お昼を食べようとウロウロすると
この町には昔の建物が多く残っていて改めてびっくり。
特にこの銀行(足利銀行)は入っていいのかしらと思う位。
(中はもちろん近代的でした)
黒羽は芭蕉の「奥の細道」で有名なところ。
芭蕉が長く滞在した所で多くの俳句が残っている。
(芭蕉はすごいスピードで奥の細道を巡ったがなぜか黒羽には長逗留した)
黒羽城址には沢山のアジサイが植えられ、
今アジサイ祭りを開催中。
そばの大雄寺(だいおうじ)は黒羽藩主大関氏の墓所で
ボタンの花でも有名だ。
かやぶき屋根のお寺で回廊もかやぶきでできている。
芭蕉の句に
「啄木鳥も庵はやぶらず夏木立」
という句がある。
大雄寺で写真を撮っていると
すぐ目の前の木立から啄木鳥の木をたたく音がした。
エーーッ!
あれが啄木鳥の音?
生で聞いたのは初めてだ。
あまりにも速い。
ルルルルルルルルって聞こえる。
(啄木鳥の首ってどうなっているのだろう?)
音を入れたくて動画で写真をとってみたが
実際に聞いた音とは異なり
小さくて、 耳を澄ませて やっと聞こえる状態。
これは後日UPしてみたい。
お土産は那珂川の名産 アユの甘露煮
地元の人の勧めでホテル花月の前の高橋商店(鮎専門店)で買った。
道路を挟んでお店と工場になっているらしく
大きなお鍋がいくつも見えた。
お夕飯に温かいおそばに浮かべて鮎蕎麦にした。
花三昧、 味三昧 そして歴史をちょっぴり勉強した1日だった。