風のうわさ

気ままな私の独り言

あれから 3.11

2016年03月11日 | 日記

今日はあの地震から5年目にあたる。

私はちょうどその時勤め先に居り

揺れで外に飛び出してみると

向かいの美容室の大きな窓ガラスが

波打っていたのを思い出す。

遠くの家の瓦が飛び、立っていられないくらいだった。

こんな大きい地震は生まれて初めてだ。

 

しばらく外で様子を見た。

上を見ると自衛隊のヘリコプターが何十機も北に向かって飛んでいく。

なんだろう?

 

すこし落ち着いて休憩室に入ると

東北の沿岸部に津波が襲い

田畑にドンドン海水が侵入しているのがテレビに映しだされ

この地震が地震だけではとどまらない事を知った。

そして津波の恐ろしさも。

 

仕事は途中で中止。

家に帰る途中 あまりに暗く

今日は闇夜かな、 えっ、 いや停電?

街の半分が停電になり

市内の建物から明かりが消えた。

信号もおそるおそる渡る。

家についても真っ暗で当然テレビも見れず

全く周りの様子がわからない。

とりあえず家族は無事で湯呑が2,3個割れた程度。

懐中電灯やクリスマスのろうそくで

明かりをとり、 古いストーブを持ち出して

朝を待った。

 

*  *  *

 

今日の夕方はとても冷え込んで

あの日を思い出す。 

あの日もとても寒かった。

ただ未曾有の災害だという事で気持ちだけが

妙にシャンとしていた気がする。

 

今、 復興はずいぶん進んでいるらしいが

それですべてを無くしてしまった人々の事を思うと

言葉が見つからない。

 

「花は咲く」を聞くと頑張れと思いながらも涙がうかぶ。

 

 

 

 

 


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雉にあう

2016年03月10日 | とり

2日前の話です。

 

今年初めてのセリ採り

きょうはとても暖かだ。 いや、 むしろ暑い位。

たんぼへ行ってみるとすでに耕されていた。

エーッ、 遅かったの?

他の事に気をとられて今年は遅かったようだ。

それでもいくらかは採れて御満悦。

 

 

本当に久しぶりなので田んぼ周りをブラブラしてみた。

ツグミやハクセキレイなどことりがいっぱい。

足元から7,8M先をハクセキレイが一緒に歩く。

チョコチョコと。

 

次はツグミだ。

 やっぱり7,8Mの間隔を置いて一緒に歩く。

(彼らにとってこの距離感が安全なのだろう)

 

 

カルガモもいる。 シラサギもいる。

どこかで雲雀が啼いている。

(アレッ、 歌の文句みたい)

 

 

そしてそして今年初めての雉に出会えた。

ラッキー!

セリを探して田んぼをキョロキョロしていたら

あぜ道の向こう側から頭がニョキ。

エーーーッ、 いたぁ~~。

 

 

のんびりのんびり

私と一定の間隔をとりながら歩いている。

春だなぁ~~。

 

 

こんな身近な所に雉がいる。

もうそれだけで幸せ気分だ。

 

 

この地に越してきて30数年

多くの小鳥たちがいてびっくり。

でもそれは2年前小鳥の写真を撮るようになってから

気付いた事だ。

 

 

(P.S.  セリは天ぷらにして

菜の花はチャーハンに入れ、 青菜は味噌汁に入れて

無駄なく食べましたょ。

あ~ぁ、 春だなぁ。 

し・あ・わ・せ

 

 

 

 


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リンク ふしぎ

2016年03月09日 | とり

本屋で見かけた興味ある本

「終わったひと」 内館牧子

 

どうやら定年後の人の事らしいが

立ち読みもなんなので図書館に申し込んだ。

(でも44人待ち)

お金を使わないという事は

待つという努力も必要なのだ。

 

どんな内容やらちょっと楽しみ。

さて、 先日「カサブランカ・グッバイ」を聞いていたら

作詞がなんと内館牧子・・

エーッ、 何で急に関連した人がでてくるの?

なんなの? 

ふ・し・ぎ

 

 

そういえば 山歩きがしたいなぁと思いながら

新聞を読んでいると急にその場所が紙面に出てきたりする。

びっくり!

 

 

さてさて、 今日は友達からふきのとうをいただいた。

半分はてんぷらに。

もう半分はフキ味噌を作った。

ほろ苦さが春を感じさせる。

 

そしてもう一つ春を感じさせるもの

ツグミ

 

スズメよりひとまわり大きくて

今、たんぼでビューーンと飛んでいるのをみます。

 

 

 


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太陽がいっぱい

2016年03月08日 | エッセイ

今、古い洋画にハマっている。

今日は「太陽がいっぱい」を見た。

 

超有名なアラン・ドロン

誰でも知っていると思っていたが

子どもに聞くとよく知らないと。

 

 

へーぇ、 そうなのか 世代を超えてということはなかなかないのね。

 

 

さてさて、 どんな物語だったのか

改めて観てみた。

最期の場面を除いてすっかり忘れている。

主人公がサインを練習していたことは覚えている。

 

 

貧しい主人公トムがお金を得たくて金持ちGのご機嫌取り

そして彼を殺しGになりすますが

友達の〇〇に疑われ 第2の殺人へ。

その後警察が動き出す。

 

そして肝心の船を売り払おうとして・・・

 

最期のどんでん返しが強烈で息をのんだ記憶がある。

 

 

 

若いころ見た記憶と違って今では当時のヨーロッパを

見るような目で見ている。

日本もそうだが

あの頃のヨーロッパはやっぱり全体が貧しい印象だ。

荷物を運んで駄賃をもらう子供

働く人々にもずいぶん格差がある。

 

これは最期のラストシーン

すべてうまくいったと思っているトムに

警察の手が・・・

ドキドキ

 

そして流れる音楽「太陽がいっぱい」に

締め付けられるようなやりきれなさを感じるのはなぜだろうか。

(思い通りにならない人生

貧しい境遇 

若さゆえの無知と無謀)

 

それは今の時代でもあまり変わってないのかもしれない。

 

           

 

外はすっかり春の気配。

先日のクリスマスローズが花びらを開かせ

春を告げている。

 

 

 

 

 

 

 


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うぐいすが来た!

2016年03月06日 | とり

ツタヤで借りてきた「大脱走」を見ていると

ガラス越しに小鳥がスーッ、スーッと。

 

 

エッ、 なになに?

今一番いいとこなんだけど・・・

右目で外を見、 左目でテレビを見る。

小鳥がスーッ、スーッと飛ぶ。

 

 

見たことがない小鳥。

灰色っぽいうぐいす色だ

そして目の部分に線が入っているのがわかる。

もしかしてウグイス?

あわててカメラを向けたが動きが速く

また山茶花の木の中にもぐり込んでうまく写せない。

色もきれいな色ではなく茶色のような

灰色のような。

それでも目の部分の線ははっきりと見て取れた。

 

 

 

どうにかこうにか撮ってみたが

ウグイスってわかるかしら。

 

 

目で見るとはっきりわかるのだが

写真にするのはむずかしいなぁ。

うぅ~~ん。

ピントを合わせている内にうごいてしまう。

 

 

 

仕方ない。 ウグイスはもうあきらめて

「大脱走」の続きを見るとしよう。

 

 

 

 

 


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