21日から「第30回全国都市緑化とっとりフェア 水と緑のオアシスとっとり2013」が開幕しました。それでオープニングセレモニーに参加しました。
オープニングセレモニーでは、平井知事が主催者を代表して挨拶され、テープカットして開会を告げました。
その後、メインテントであった開会式では、都市緑化機構の興水肇理事長が開会を宣言。平井知事らが挨拶に立たれ、私たち県議会を代表して、野田修議長が挨拶に立たれました。「雑草という植物はない。植物にはひとつひとつ名前があるのだよ」と昭和天皇が話されたというエピソードを紹介しつつ、鳥取に自生する植物だけを使って作られたポール・スミザーさん監修のナチュラルガーデンは、意義深いと話されましたが、なるほどなと思いました。
「岩美龍神太鼓」が開会を祝って、和太鼓の演奏を披露されました。
ポール・スミザーさんが、ナチュラルガーデンの説明をされましたが、「考え方は真似できるが鳥取市にしかできない庭を創ろうと思った」という考えには共感を覚えました。
メイン展示のナチュラルガーデンは制作に3年間をかけたもので、7000平方メートルに170品種もの木や草花をあしらって、鳥取の秋風景を再現したもので、癒やしを強く感じつ風景です。
砂像とコラボしたアースガーデンもあります。
会場はセンスが良く、素敵な癒し空間になっていました。ただ、ススキやサンインギクなど鳥取で自生している草花をデザイン良く配置したものですので、手入れに怠りがあれば、「これはなんなの」ということにならないか素人ながらに不安です。まして、この庭は閉幕後も、残されるとのことで、ずっとこの環境を維持するのは大変ではないかと危惧します。
イベントは情報発信力にない鳥取には必要ですし、イベント行政も否定しません。むしろ、肯定的に考えていますが、「イベントはキックオフであって、そこから地域の魅力が輝きを増すこと」が前提だと思います。これも課題です。とはいえ、いい景観に仕上がっています。入場券は600円(小中高校生300円)ですが、51日間の期間中何回でも入れるパスポートは1000円です。湖山周辺にお住みの皆さんはパスポートを買って散策コースにしてはいかがでしょうか。
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