かぐや姫

たいした記事ではないけれど。

ダルマ

2020-02-05 18:16:08 | 日記

いつもの買い物。相変わらずがんす。魚はカツオ。これしかない。レジは

おばさん。相変わらず。帰ってざるそば。昼から雪になるとの予報。

今日の卓球はずる休み。退屈の極み。カラオケ喫茶もずる休み。

昼寝して時を過ごす。窓からの景色が、雪に変わった。しょうがないか。

これで、雪不足が解消される。スキー場の雪ごいから一週間。見事なもんだ。

これまでが、異常だった。いつもの冬に戻っただけ。寒い。白が大声で

ヘアに入れてくれと上がってきた。ストーブの前で体を温める。としだな。

お互い様でしょ。翁も年を取った。温めあう2たり。ひたひたとゆきがふる。

表に一歩も出ていない。昼から。話題がない。どうしましょ。雪だるまでも

こさえるか。むかしの雪はさらさらで、くっ付きにくくてなかなかダルマが

大きくならず苦労した。雪の玉も柔らかく当てられてもいたくなかった。

細雪。五木ひろしの歌も、こんな雪を歌ったのだろう。それがどうだ。

水分を含んだ雪は固く締まる。石に近い。ケガするレベル。雪だるまは

つくりやすい。固く冷たい雪ダルマは、何時までも溶けなかった。

備長炭の眉毛と目。口、鼻を作って、バケツをかぶせ、赤い手袋で完成。

何だお嬢にそっくりだ。身体が冷たいのは違うが、いまにもころがる

インディージョーンズ。迫ってくる迫力はほかの女と違う。ごろごろごろ。

喉を鳴らす白など、一瞬でぺちゃんこ。女雪雪崩。翁もすぐにう盛る。

遠くに去ったお嬢の目を燃やして、生き返る翁。流石の備長炭。おじょうは

ほんとはあたたかい。翁のハートで溶けていく。腹減った。なんでお前が

先なのよ。溶けたら困る。バレンタインまで待てないわ。どうせチョコなど

誰もくれないわ。家内からの義理チョコが来る。おまえはくれないのか。

いま雪だるまならぬチョコだるまを作ってるわ。美味しいわよ。中にお酒が

入っているの。あなたにピッタリなチョコレート。ういすきーぼんぼん。

わたしが好きなおぼちゃま。ますますお腹が出っぱる翁であった。

雪ダルマ的に太る翁。石の上に座して、迷走するのであった。