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自転車屋の日々

ドルフィンから本牧、元町

2016-06-09 11:00:00 | お散歩
昨日は元町中華街駅から石川町駅までの山手の西洋館巡りのお話しでした。
今日はその日の後半のお話しです。

石川町駅の上に位置するイタリヤ山庭園をあとにして、向かったのは根岸森林公園。
日本初の洋式競馬が行われた場所で、《馬の博物館》もあります。大きな観覧席の廃墟も有名ですね。

その公園のすぐ脇にあるのがユーミンの《海を見ていた午後》と言う歌で有名な《レストラン ドルフィン》です。
ドルフィンと言えば自分の世代なら『あぁ、あのユーミンの』と説明不要ですが、もう40年近く前の歌なんで知らない人も増えたようです。が、ファンは今でもたくさん訪れているようですよ。

♪“山手のドルフィンは、静かなレストラン…”



♪“ソーダ水の中を貨物船が通る…”

写真はただの水ですが、“ドルフィンソーダ”をオーダーすると店内に流れる静かなBGMが《海を見ていた午後》になるサービスがあるように聞いています。



♪“晴れた午後には遠く三浦岬も見える…”と歌われた港の風景を眺めながらケーキセットを戴きました。
美味しかった。静かな店内の雰囲気も心地よい。ファンならずともちょっと休憩に立ち寄ってみることをお勧めしますよ。



♪“坂を登って今日も独り来てしまった…”と歌われている店の前の通称《ユーミン坂》を下ります。



本牧方面へ歩いて来ました。途中山手駅を通りあえて起伏の激しい方へ進みます。

丘を登ると谷を挟んでまた反対側の丘に登る道が見えます。この写真の中央に長く急な階段が写っています。そこ行ってみましょう。



まずは足元の細く心もとない階段状になった路地を進みます。



谷を経て例の階段はすぐにみつかりました。なかなか急ですねー。



途中でノラ猫に挨拶したりしながら登りきったところで振り返った風景。
さっき降りた階段は写真中央の木の茂る辺りか。



反対側へ少し進むとまたその先に谷と斜面が。変化があって歩いていて面白いです。
ここは谷に降りずに崖のフチを進んだら行き止まりでした。




本牧通りにでてお肉屋さんでメンチカツ等買って食べ歩き、(注文してから揚げてくれるお店で、ちょっと高かったけど美味しかったです。)麦田のトンネルへ進まず元町方面へまた丘を登ります。

実は分かっていたのですがここは丘を越えずに片側交互通行の《代官坂トンネル》で元町へ出られます。
そのトンネルを出た直ぐに建つ独特の外見の建物はCKBの剣さんの歌にも出てくる横浜では有名な歴史のあるダンスホール、《クリフサイド》です。



剣さんが駆け下りたと歌っている坂の上からも眺めてみました。
かっこいい。



そんなこんなで元町の商店街に戻ると…剣さん!



の等身大? の大きなャXターでした。



帰りにもう一度坂を登ってアメリカ山公園へ来てみましたが、夕暮れにはまだ少し早く、港の灯りもマリンタワーの灯りもまだ灯っていませんでした。



アメリカ山公園は階段を登り降りしなくてもエレベーターで元町中華街駅と直結しています。
《港の見える丘公園》とか山手方面へ行くのに便利ですよ。