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自転車屋の日々

タイヤのロゴはバルブの位置に。

2020-02-04 17:42:00 | 自転車
タイヤをリムにセットする時、あなたは何に気をつけますか?
たぶん一番はチューブのリム噛みですよね。あれ嫌ですよね、シュッシュッシュッ…パーン ! って。
それとローテーション(タイヤの回転方向)ですか。指示がある場合はそれに従いましょう。
前後輪で逆に履かせることがあります。

そしてもうひとつ、タイヤのロゴマークを乗車姿勢から見た右側、そしてバルブの位置に合わせてますよね。
これは遥か昔から続くシキタリみたいなものです。





あなたの好きなエンペラーだって、オーダーメイドのロイヤルノートンだって。





バルブの位置に合わせないなんて、それはまるで靴紐が縦の蝶々結びになっている、着物が左前になっている、箸が正しく持てない、そんな感じの違和感が生じますよね。



『緩まなければ別にいいだろ』とか『今の若者は気にしないよ』とか『食べられるから困ってないよ』って問題ではない、と思う話は置いておいて。





タイヤのロゴがバルブの位置に合わせてあると自転車が綺麗にみえますし、パンクした際の異物検索にも目安になりとても役にたちます。





ブリヂストンの一般車だって出荷時からすでにバルブの位置に合わせてあります。
カタログの写真はギヤのある右側を撮ることがほとんどなので、タイヤのロゴも右側にすると写真写りもいいし(ばえる?)ローテーション的にも正しく組める場合が多いです。



ま、チューブラータイヤは左右だけ注意すれば、ね。



タイヤをリムにセットするその "手間" は、タイヤのロゴをバルブの位置に "合わせてても合わせなくても" 同じです。だったら "綺麗に見える位置" に取り付けた方が良いですよね。
と年寄り老害自転車マニア(私)は思う訳です。



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