bikepit saito

自転車屋の日々

固定ギヤ

2015-01-26 11:03:00 | 自転車
なんでこんなの在庫してるんだろう…

シマノ デュラエース SS-7600 (1/2”x 3/32”) 16T。

3/32”だからピスト系チェーン用じゃなくてロード系用ですよね?

《薄歯用》


2.874円。

オリジナルクロスバイク

2015-01-25 12:09:00 | sale
お買い物、通勤通学から週末のサイクリングまで、ママチャリより高性能で本格的なロードバイク等よりも敷居が低い。
そんな万能車のクロスバイクですが、その万能性を追い求めたが故にどうしても同じような没個性なモノが多いとおもいませんか?

そこでBPSからの提案。オリジナルクロスバイクを製作してみました。

今回の在庫はライトウェイプロダクツジャパンの “シェファードアイアンB” をベースにブレーキレバーをいじってみました。

《ほぼノーマルなんですが…》


ブレーキレバーをバー先端に取り付けてみました。
このスタイルはBPSではよく作る、お客様からのご要望も多いスタイルです。

《レース用のように先端が上を向いたりしていません》


アルミフレーム全盛の今、敢えての細身のクロモリホリゾンタルフレームは新鮮です。
(鉄のパイプで上のパイプが地面と水平に設計されている車体)

《フロントフォークも鉄です》


一見使い辛そうに見えるフレームに装着された変速レバーですが、確かにちょっと使い辛いです。はい、こんな乗り手の技量が試される機構もそう無いでしょう。
でもそれがいい。
一秒を争うレースを走る訳では無いのですから。

《慣れてしまえばアバタもエクボ。》


タイヤはちょっと太めの26cで乗り心地と走りの軽さのバランスを。
ブレーキはロードバイクに採用されるサイドプルタイプでスピードコントロールのしやすさと整備性の良さを。

バーテープはブラウンからホワイトに変更しましたが、サドルもこんなおしゃれなのに交換してもいいかもしれませんね。

《3.888円ナリ》


本体価格税込 75.384円を、旧車扱いなので同じく税込み59.800円でのご提供となります。

その他、ご要望に合わせて改造納車致します。お気軽にご相談ください。


オリジナルツーリングバイク

2015-01-25 12:00:00 | sale
ブリヂストンのネオコットシリーズと言えば優秀なクロモリフレームで有名ですが、この “RNC3” もブリヂストンは上尾の工場で作られるメイドインジャパンの逸品です。

《made in 上尾》


そんなRNC3ですが、優秀、と言いましてもそこは鉄のフレーム。今や鉄フレームでレースに参加し上位を狙うと言う人も少ないでしょうが、それでも鉄! と言うのならばそこは上位機種の “RNC7” を選ぶべきでしょう。

では、少々重く、カーボンフォークの選択肢も無いRNC3はダメバイクなのか?
そんな事はありません。
タイトルをつける時に少々悩んだのですが、RNC3ととても良い “ツーリングバイク” です。

《セミドロップバー》


昔は今のように自転車もそんなに細分化されてなく、オールマイティに使える “サイクリング車” と呼ばれる自転車があったように思います。
今はそこをクロスバイクが担っているのかもしれませんが、やはり距離や速度を考えた時、クロスバイクはちょっと街乗り寄りな自転車ですよね。

《ショートドロップ》


軽さや速さだけを求めればそこはやはりロードバイクがいいのでしょうが、ロードバイクは気楽に乗り辛い、いわゆる《敷居が高い》ってやつですよね。
カーボンフレームとか、なおさら気を使いそうだし…

そこで作ってみました。走りより雰囲気優先の万能サイクリング車を。

《ショートリーチ》


まず、敷居が高いと思われがちな深い曲がりのドロップハンドルを浅い曲がりのセミドロップハンドルに交換。レースに参加する訳じゃなければそんな深い前屈みなャWションは要りませんし。前方へのリーチも短く、末広がりなバーエンド側も悪路での押さえが効いていい感じです。

ステムも標準の120mmから楽なャWションを作るべく90mmへ交換。
角度にもこだわって、一般的なロードステムは前上がりデザインなんですが、ここには昔っぽさの演出で地面と平行=ホリゾンタルトップチューブと平行になるような角度のステムを持ってきました。

これで一気にロードバイクからツーリングバイクらしくなりました。よね?
今や選択肢のほぼ無くなった貴重なシルバーの部品構成も雰囲気作りにひと役かっていますね。

《水平ステム》


そしてもうひとつ、ホイールも交換してあります。
元々の黒くてスメ[ク本数の少ない“いわゆる完組ホイール”はツーリングイメージに対してはイマイチ感が拭えません。

《職人の手作り》


そこで、シマノ(ハブ)、ホシ(スメ[ク)、アラヤ(リム)と、メイドインジャパンに拘ったパーツチョイスでお店で手組してみました。
スメ[ク本数が多いと空力的には不利と言われていますが、乗り心地の良さとなによりその見た目がクロモリフレームにはピッタリですよね。

《タイヤは25cに交換予定》


あとはこんな感じ↓にフロントバッグと大きなサドルバッグを装備したら、走りも雰囲気も最高な一品モノのツーリングバイクの出来上がりですね。

《私のSOMA》


そしてサドルを本革にしてみるとか、かな。
こんなおしゃれなのに交換してみてもいいかもしれませんね。

《3.780円》


本体価格税込み133.714円を、改造費、税込みで123.800円でのご提供となります。

その他、ご要望に合わせて改造納車致します。お気軽にご相談ください。


トラコンプリング交換

2015-01-22 13:45:00 | 自転車
【R-SYS SLR】(キシリウムSLR等)のトラコンプリング交換等の手順をUPしてみるよ。




外さなくても出来るけど、外した方が作業しやすいのでスプロケットは外しちゃいましょう。




写真が前後しますが、次に反スプロケット側の玉当たり調整用のフタも外しました。
付けたままでも作業出来ますが。
そのフタみたいのを外す時は、シマノで言う所のロックナットに当たる部分も先に外さなくてはいけません。引っ張れば外れます。




左側の玉当たり調整用のフタみたいのを外すと、ほら、トラコンプリングが見えましたね。




トラコンプリングを交換する前に、スプロケットボディをきれいにしておこうかな。




ハブ軸の左右から5ミリの六角レンチを挿して左に回せば、ハブ軸が外れます。(右上のが右側シャフト、左下のが左側シャフト。)




スプロケットボディを引き抜くとワッシャー1枚と爪2ヶ、それと爪に付随する小さなスプリングが外れるから、無くさないように注意しましょうね。




奥からゴムシールを取り出します。
再利用出来そうな時は傷を付けないように丁寧に取り出しましょう。
取り付ける時は裏表に注意。

このスプロケットボディ奥にあるあのゴムシールが乾燥したり汚れてくると、滑りが悪くなってチェーンやクランクの供回り症状を引き起こします。




さて、トラコンプリング交換に戻ります。
リングの上に専用の工具を置いてマイナスドライバーでこじって外します。工具の裏表に注意。




テコの原理で軽く外せます。専用工具を使えばハブに傷を付ける心配もありません。




外れました。(写真に撮る前に外してしまいましたが、赤い回り止めが2ヶ入っています。)




これがトラコンプリングのセット内容。




これが古いトラコンプリング。
カーボンスメ[クを支えています。写りが悪くてアレですが、スメ[クを支えている部分の傷が大きくなると異音が発生したりします。




カーボンスメ[ク側の頭も潰れが酷くなっていたら要交換ですが、その基準が曖昧で高いスメ[クなだけに判断が難しいですね。




新しいリングをセットします。
軽く手で押し込んで、専用工具をセットして、ハンマーで360°均等に軽くまんべんなく叩いていきます。




はい、きれいにはまりました。(画像使い回し)
リングの裏表や赤い回り止めの上下や取り付け位置に注意しましょう。




スプロケットボディを戻しましょう。
画像が無いですが、スプロケットボディの内側にも溝三列分くらい専用オイルを垂らしておきます。(右下のワッシャーを忘れずに)




ゴムシールの裏表に気をつけてセットし、小さなスプリングと爪もセットします。
この時に適量、MAVICの専用オイルを塗っておきます。




爪に引っかからないように、軽く回しながらスゥーーっとスプロケットボディを差し込んだら、シャフトを戻してロックします。




ピカピカに磨いておいたスプロケットを取り付けて完成!




そうそう。最後の最後に玉当たり調整も忘れずに。




【R-SYS SLR】(キシリウムSLR等)のトラコンプリング交換、おおまかにはこんな感じです。色々と細かいャCント、コツはありますが、おおまかにはこんな感じです。