ベルギー/オランダ旅備忘録２

日本のニュース度　　　

海外に於いての日本のニュースの扱われ方について感じたことを少しUPしようと思っていたのですが

本日早朝、過激組織「イスラム国」による日本人人質事件で

フリージャーナリストの後藤健二さんが殺害されたとみられる動画が公開されました。

大変厳しい状況にあること

想像に難くなかったですが最悪の結果になってしまいました。

旅行に発つ少し前に人質になっているニュースと命の期限予告が流れていましたので

どうか無事に解放されて欲しいと願っていたのですが

この結果、残虐で言語道断な行いとしか言う言葉は見つかりません。

主義、主張、宗教に関わらず人の命を奪うことは許されないと思うのですが

自分のごく普通の感覚だと信じているものが全く通じない相手。

これからも日本を標的にするとの警告も不気味に感じられました。

何も出来ない私ですが、今はただ日本人、お二人のご冥福をお祈り申し上げます。

やはりイスラム国により殺害されてしまったとみられる湯川遥菜さんの動画が公開された

それを知らせるニュースを私が知ったのはベルギーのホテルの部屋でした。

BBCやCNNなどどこの国のテレビでも見られる放送局で

日本のニュースが流れる頻度は低いです。

そんな状況でも流れる時は残念ながらBADニュースであることが多いです。

前回ネパールの旅の時も少し触れましたがその時は御嶽山が噴火して複数の方が亡くなったらしいとの第一報でした。

今回もやはりBADニュースでした。

BBCとフランスのニュースとカタールの衛星テレビ局Al Jazeera、アルジャジーラで流れました。

ムズカシイ経済用語と政治的論説はわからないものの英語は日常生活で使われる程度の英語は何とか聞き取れますから

一番理解出来たのは英語でした。

一面識も無い方ですが、同じ日本人。残念で脱力の思い、そして悲しい思いの一言でした。

そんな異国の夜、何だか寝付かれずいろんなチャンネルをあちこち変えて眠れぬ長い夜を過ごすことになったのですが

たまたま私が泊まったホテルがツーリスト客が多いと言うこともあったかもしれませんが

隣国、周辺国であるオランダ、イギリス、ドイツ、フランス、ロシアの放送が流れます。

ヨーロッパの多くの国が地続きで繋がっている事を改めて感じました。

それと共に歴史的に宗主国であったこと

日本にいて感じるよりもなお地理的に近い中東やアフリカ

今回、日本も標的になってしまったことで関係無いとは言えなくなったしまいましたが

ヨーロッパの国々はテロの恐怖になお近いことは感じましたか。

幸いにも旅行中は何も無く平和裏に観光を満喫出来たのですが

帰り飛行機に乗り込む前のセキュリティは９１１のすぐ後、当事国でアメリカは無く

カナダへ出かけたのですが、その時に準じるぐらいに高いと感じました。

X線ゲートを出た後、再度手は上げてハの字を作ったような形、足は歩幅ほど開いた形で横向きになって

多分に映像で見た事がある、カラダどころか骨までスケルトンに見えることで

物議を醸した…安全か個人のプライバシーか

で、私自身は言われるがままと言うかそんなに抵抗も無かったし、疑われるような物は元より持っていませんから

なお為すがままでも構わないのですが、それでまだ終わりでなく

男性は男性の係員が、女性は女性の係り員がボディチェック、全身をけっこう触られたって感じでした。

私たち日本人は長く平和でいられたことで紛争や恐怖というものをよその国の出来事と思っていられたのですが

今回の事件は私たちも完全な部外者で無いことを痛感させられましたし

海外に居る時にあまり報道されない自分の母国日本のニュース

流れないのが幸いで平和なんだと感じました。

日本のニュースは帰りの飛行機で大手新聞社の衛星版で知る。

特に大きな事件も事故も無かったんだ、ホッ。

これからもそうであって欲しいと私は感じました。

生きて戻ることを念頭でいらしたであろうに

異国の地で命を落としてしまった湯川遥菜さんと後藤健二さんの無念さを思うと

同じ日本人であること以外何ら接点はありません私ですがただただ心が痛みます。

今日のポイントQ

サマリウムは原子番号何番？

62
36
45
11

○62

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