2019/02/09
材料試験室の先輩竹目さんは、私が人生で出会った男性の中でも、最も強烈な方の1人です。(吉太課長は、表面的には上手に隠していましたが、本質は同じでした。)
【職場環境への戸惑い】
材料試験室の男性たちは当初私にとても親切にやさしくしてくれましたが、私は戸惑っていました。暴言やパワハラが当たり前の日常に戸惑っていました。
竹目さん(竹〇〇一さん)は、藤田さんに「デブ」「豚」「輸入」「豚に人権はない」「お前本当クズやな」「クソやな」「死んだ方がいいぜ」「だけん女にもてんった」(まるで、自分はもてるかのような言い方ですが。少なくとも私は彼の方がいやです)「けつの穴にこれ入れたろう?」といった暴言を日常的に浴びせたり、貯金額をみんなの前で言わせて嘲笑したり、使いパシリにしたりしていました。「デブは普通性格いいっつぇ。お前はデブで性格も悪いとか本当最低やな」「お前人に嫌われる要素満載やな」などと言っていました。
私にも、「そう思いますよね?」「言っていいですよ、もう」などと同意を求められ、その度に困って、頷づくことはせずに受け流していました。頭を引っ叩いたり、体を蹴ったりもしょっちゅうしていました。(本気ではなくても、結構な力で結構な音がしていました。)そうやって、自分との力関係を相手にも周囲にも見せつけていました。
背後からお尻を勢いよく蹴り上げて、自分の机に手をついて殊更にお尻を突き出してみせて「あの体勢とられて、来てち言いよるっちゃけん、行かん方が失礼やろ」などと何度も言ったりしていました。(書いてるだけでも気持ちが悪い)
因みに、藤田さんは入社歴は当時で15年で、後述の時谷さんの次に長く、竹目さんも狐さんもかれらより後から入った後輩でした。なぜ、先輩に対してあんなパワハラができるのか、当時も今も、わかりません。また藤田さんは担当の業務が多く多忙で、損な役回りを押し付けられていることが明らかでした。
竹目さんは障がい者の手嶋さんにも「お前に人権はないった」と言ったりみんなの前で給料の額を言わせたり、みんなの前で「(障がい)年金もらいよるっちゃろ」としつこく詰め寄ったり、「わがこつだけか、わがさえよければそれでいいとか」と言って自分のバッグを帰り際にロッカーからほぼ毎日持ってこさせたり、飲み物を買いに行かせたり、空き缶や空きペットボトルを捨てに行かせたり、頭などを引っ叩いたり、急に立ち上がって後ろに元からいた手嶋さんを「どけ」と突き飛ばしたり していました。
狐さん(熊〇秀〇さん)も脳性まひの手嶋さんに「お前は一番弱い立い場にいることをわきまえないかんぜ」「調子乗んな」「でしゃばんなやん」「読める字で書かな」「俺やったら5分で終わるけどな」「辞めさせるぜ」「働き続けたいやろ?ならちゃんとせな」「解雇にするぜ」といった言葉を毎日浴びせていました。私も手嶋さんと同じ障がい者社員なので、「一番弱い立場にいることをわきまえないかんぜ」「調子乗んな」などという言葉は、私に対しても刺さりました。また竹目さんも、手嶋さんに「お疲れ!」(クビの意)などとしょっちゅう言っていました。また狐さんの藤田さんへの聴くに堪えない暴言を日常的に間近で聴かされ続けました。彼も私に同意を求めてこられ、困っていました。また狐さんは藤田さんを、材料試験室中に響き渡る大声で怒鳴っているのも間近で見て、怖くて胸がドキドキしていました。
こういう言葉を毎日、隣の机で聞かないといけない環境の中、藤田さんや手嶋さんがが可哀そうで悩んでいました。家で寝る時に泣いたりしていました。私が入社してまだ浅い頃、2人で工場外周を歩いている時藤田さんに「藤田さんの扱われ方ひどくないですか?大丈夫ですか」と聞いたら、「これが普通です。ずっと。面白いでしょ。」と笑って平気な体(てい)で言われました。どこまで本心なのかと思いましたが、彼のプライドみたいなのがあるかも知れないので、可哀そうという思いを見せることは逆に彼を傷つけるのかもしれないと思いました。 ただ、あんな扱いを毎日受けて、本当に平気な人などいないと、当時も今でも思っています。このことは、家族やケースワーカーに話していて、病院で内容が記録されています。
竹目さんや狐さんのパワハラについて、なんら処分をしなかった澤介労務・CSR推進課長は「事実であることは確認されたが、した本人たちは冗談だと言っている」「された本人たちが、気にしていないと言っているのだから。”精神的苦痛を与えた”には該当しないから、懲戒には当たらない。」と言い、あくまでも擁護され、私が冗談を真に受ける空気読めない人のようにされました。でも後で思い出すと、藤田さんはここに入社した当初から激太りしたことに対して(写真がありましたが全然違いました)「ストレス太り」だと何度も言っており、それは事実だと思います。また手嶋さんも、気にしていない体(てい)にしていらっしゃいましたが、彼の行動を見ると、パワハラをするかれらを怖がって回避する行動をしていて、気にしていることが見受けられました。
澤介労務課長と、吉太保証課長は、かれらの行為を軽い方へ軽い方へともっていき、私の申し出は否定され続けました。例えば、私が伝えたパワハラの具体的言葉は、上記の通りですが、それを「ばかとかあほとか言うのはよくない」と澤介氏は言われました。私の言うことを、軽い方へ変えて言うことを、いつもされました。明らかに問題が多いのに、なにも問題は起きていないとされました。私の捉え方、感じ方が誤ったものとして否定されました。
【弱い者が別の弱い者を叩く】
藤田さんは手嶋さんに、他のパワハラ社員と同じように、邪険な物言いをしていました。また後述のベテラン時谷さんに対して、藤田さんや手嶋さんも、いじめの空気に乗って、非常に軽んじた扱い、いわゆるなめた態度をしていました。私に対する、声の大きな人達(竹目さん、狐さん)からの空気が排除の空気になってからは、かれらはそれに乗って私に対して冷たく敬遠するように接するようになりまた。哀しいことだけどかれらはかれらで弱い者いじめをする人達でした。私は材料試験室で、人の弱さや知性のなさを目の当たりにして傷つくことが多かったです。大人になっても、中学生のような行動が繰り広げられる環境で、かれらには自分たちのやっていることが当たり前のようでしたが、私には衝撃的な経験でした。
【時谷さんいじめ】
また、時谷さんという一番ベテランのやさしい男性に対するいじめに私は心痛めていました。彼がいない時に、非難、嘲笑の陰口を言ってみんなで彼をばかにする 軽くないがしろに扱うということがされていました。率先して中心的に行っていたのは竹目さんで、その次が狐さんです。
私は、時谷さんのことが好きで、そういったことをする人達の方が好きではないので、そんないじめの空気に同調せずに時谷さんと親睦を深めて行きました。その行動が、竹目さんには非常に気に障る様子でした。そのものすごい熱を帯びた恐ろしい視線は今でも鮮明に焼き付いています。監視されているようでした。あの猛烈な感情を伴う視線は、向けられているとはっきり伝わります。勿論竹目さんは否認されるでしょう。彼女の被害妄想だと。
私は竹目さんの神経を逆撫でしたくはなく気を遣っていましたが、時谷さんを一緒になってばかにするということは、私にとって明らかにおかしいことであり、同調を仕向ける空気の中で、そうしませんでした。空気に逆らうことをしていることは当然自覚していました。時谷さんの人柄が大好きで、彼と話す時間は、材料試験室にいる私にとって唯一癒しの時間で心から楽しいものでした。彼は、ほかのいじめ被害者2人と違って、弱い者いじめを絶対にしない人でした。
それが竹目さんの気に障っていることは、猛烈に伝わっていました。私は、空気が読めないわけではありません。賛同したくない空気には乗らない、そういったことに加担しない、加担する空気か否かは自分で判断することだという考えでずっと生きてきて、今でもそうです。竹目さん、狐さんの意図による同調圧力はもちろん、実際に何度も私に同意を求めてきました。「こんなデブで貯金が少ない男イヤやろう?」「言っていいですよ。」私は同意を求められることに困っていて、同調することはしませんでした。
これは個人の自由で、悪くいわれる所以は一切ないことを私は理解しています。しかし、竹目さんや狐さんはこの道理を理解されてはいませんでした。