社内コンプライアンス教育で、E-Learningというのがあります。
PC画面で、選択肢の中から正解を選ぶクイズ形式で、教育をするというものです。
でも、首を傾げる内容のものが色々とありましたので、うち1つを紹介します。
飲み会で、裸踊りを強要された場合 というもので、
正解は、「どうしても裸踊りをしたくない場合には、その旨伝えて辞退する」というものでした。
2018年時点
会社の飲みの席で裸踊りをしたい人がいるのでしょうか。
日本企業における反知性や反教養の一例
他にも、「有給をとる時に理由を聞かれるのが嫌です。法律では、言う義務はないそうです。答えないといけないのでしょうか」という質問に対し、コンプライアンス局の回答は、「法的にはたしかに言う義務はないですが」と始め、「社会人として職場での円滑な人間関係の為という観点に立って考えてはいかがでしょうか」という内容の、言うのがマナーであると間接的に言っている説教臭い回答でした。時季変更権を行使する場合でないなら、理由を聞く方がマナーに反するものです。有給に理由は不要です。法律をないがしろにした回答だと思います。
イヤなことを言った人・ハラスメントを行った人にしないように言うのではなく
された人への説教や訓示で返すというのがブリヂストンの体質です。
声高にコンプライアンス、CSR、ダイバーシティを先導する企業であるかのように謳っていますが
実態は真逆で非常に野蛮で無教養な企業だと思います。
私へのパワハラ・モラハラをコンプライアンスに訴えた時もそうでした。加害者の言い訳(建て前をふりかざした
私への批判と自己正当化)を全面擁護して、嫌がらせをされた人に更なる苦痛を浴びせ傷口に塩を塗ります。
有給をとる人に理由を聞くのは、時季変更権を行使する場合でないなら、控える
宴会で裸踊りをするように要請したりしない
と周知すればいいだけでしょう。なぜされて嫌な思いをしている人に説教をするのか。
それこそがマナーに反している。
世界の大企業ブリヂストンの、2018年時点でのコンプライアンス教育でした。Shame on you..