私も発症しているフラッシュバックは、なんらかの引き金によって起こります。
その出来事を思い出させるなにかに触れてしまった時、フラッシュバックやフリーズ、パニックが起こります。
トラウマによるPTSDは、治すのが難しく、永年治療を受け続けている人が多くいます。
私の主治医の先生も、トラウマ治療法の知識はあるようですが、その効果について懐疑的立場にいます。
フラッシュバックの症状を抱えているせいで、色々と不便があります。
もともと自分の庭のように愛着のある場所だったのが、行けない場所、見れない場所、動悸を起こさせる場所になっています。
PTSDには「回避行動」というのが必ずセットでついてきます。
私はブリヂストンとリンクしてしまっているあらゆるものが、極度の精神的苦痛を起こさせる引き金となり
回避行動をとっています。今まで好きだったもの、自分の馴染みだったものが、恐怖の存在に変わってしまいました。
本当に哀しいことです。
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自分でわかっていました。リンク先を上書きするしかないだろうって。
嫌な思い出になってしまった場所を、いい思い出の場所に取り換えるように。
これは、保養先で出会った、同じ症状を抱えた少女も非常に共感して「わかる」と言ってました。
自分の大切なものがトラウマの引き金になってしまった場合、その大切なものを自分に取り戻すには、リンク先を変えるしかない。
そして、それを予感させる出来事がありました。
出会えた仲間たちといい体験をして、帰りの電車の中で、充足した気持ちで音楽を聴いていたんです。
すると、大好きだったけどブリヂストンとリンクしてトラウマになってしまい、8ヶ月間聴けなかった
ボザール・トリオによるモーツァルトの「ピアノと管弦のための三重奏」が流れてきました。
(ブリヂストンでの非常に精神的に苦痛な日々を支えるために、聴いていたのでした)
今まで聴くのが無理だったのですが、仲間たちとの体験の帰りで、今のこの満ち足りた気持ちでなら
聴けそう と思い、そのまま流し続けました。こうやって、リンク先を変えていけたら…と思いました。
他にも、大好きだった、チャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲1番ニ長調op.35、ピアノ協奏1番、
ベートーベンのピアノトリオも無理になったので、リンク先を上書きして、また聴けるようになって伴に暮らしたいです。