ブリヂストンA工場で働いて、私が見たもの、私がしたこと、私に起きたことを発信します。

茶色い小包

2020-12-25 | 症状とともに生活する

先日四角い茶色の小包が届き、中に楽譜が入っていました。

Chopinの Andante Spianato in G major and Grande Polonaise Brilliante in E flat mjor, Op.22


紅い落ち葉と、何も書かれていないベルリンの素敵なポストカードも入っていました。

Merry X'mas! 等と書くような人じゃないし。

これを練習しておいて、今度一緒にやろうということみたいです。


私もこの曲が昔から大好きです。とても清らかで美しい曲です。

ドイツの匂いがするこの贈り物はとても嬉しいものでした。


その人は私に起こったことを知りません。私がうつ病やPTSDで家に引きこもっていることを

知らないんです。元気だった頃の私しか知りません。綺麗な服を着たり、髪型をいつもと違う様に

したら褒めてくれました。でも今は私はパジャマを着ています。とても哀しくなってまた涙が出ました。

どんな顔で会えばいいのか  あの頃のままの私を期待している人に。


うつ病は、すべての出来事を哀しくする病気です。


本当ならなによりも嬉しい贈り物のはずなのに

歓びはやがて哀しみの涙に変わりました。



     



     

 

 

ドイツではロックダウンが強化されていますね

どんな毎日を送っているのやら 帰国するのはずっと先でしょう

 



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