先日四角い茶色の小包が届き、中に楽譜が入っていました。
Chopinの Andante Spianato in G major and Grande Polonaise Brilliante in E flat mjor, Op.22
紅い落ち葉と、何も書かれていないベルリンの素敵なポストカードも入っていました。
Merry X'mas! 等と書くような人じゃないし。
これを練習しておいて、今度一緒にやろうということみたいです。
私もこの曲が昔から大好きです。とても清らかで美しい曲です。
ドイツの匂いがするこの贈り物はとても嬉しいものでした。
その人は私に起こったことを知りません。私がうつ病やPTSDで家に引きこもっていることを
知らないんです。元気だった頃の私しか知りません。綺麗な服を着たり、髪型をいつもと違う様に
したら褒めてくれました。でも今は私はパジャマを着ています。とても哀しくなってまた涙が出ました。
どんな顔で会えばいいのか あの頃のままの私を期待している人に。
うつ病は、すべての出来事を哀しくする病気です。
本当ならなによりも嬉しい贈り物のはずなのに
歓びはやがて哀しみの涙に変わりました。
ドイツではロックダウンが強化されていますね
どんな毎日を送っているのやら 帰国するのはずっと先でしょう