ととけっこう4回目。
子どもたちもすっかり慣れ、この時間を楽しみに来てくれます。
「今日は何をして遊ぼうかな?」
コルク積木を選んだJ君。子どもが抱え持つほどの大型の積木です。
箱から出しては重ねて高くしてみたり、横に並べてみたり。
無造作に積んでいるようですが、ちゃんとバランスをみています。
「これは汽車なんだよ。ポッポー!」
メーターを持ってきて、ハンドルを握れば小さな運転手さんです。
お客さんはお母さん。
「いってきまーす!」と手をふって発車です。
トレインカースロープを選んだY君。
ひとつずつのせて、車の動きを目で追っています。
初めは車をつかむ手もおぼつかなかったのですが、段々と一度で上手にレールにのせることができるようになってきます。
一台ずつ、そして次には何台かを一度にスタートさせようとしています。
工夫を重ねて集中して遊びます。
台所コーナーでは、チェーンリングをつなげた食材が人気です。
おなべに入れて泡だて器でかきまぜてみたり、トングを使ってお皿に移し替えたり…
「お母さんも一緒にトングを使ってやってみて」と声をかけると、それまでトングにひっかけてチェーンリングを持ち上げていた子が、お母さんのまねをして、トングではさんでつかもうとし始めました。
モデルを見ることで、自分のやり方を変えて新しいことに挑もうとするのですね。
まだまだ たくさんの遊びがあり、どの子も遊びに没頭していました。
ところが、「家ではこんなに遊ばないのに…」というお母さんが多いのは、何故でしょうか?
次回は、家との違いは何か、子どもの遊びには何が必要か考えていきます。