お散歩の楽しみも薔薇からあじさいに…6月に入りましたね。
少しずつ日常が新しい形で動き出しましたが、まめっちょ・ととけっこうはまだしばらくお休みです。
『「なこうかとぼうかしよう!」「おうまさんのおけいこして!」と、子どもがリクエストするお気に入りのわらべうたを家で楽しんでいます』という嬉しいメールを まめっちょのお母さんからいただきました。
子どもたちの中にちゃんとわらべうたが生きている…本当に元気をもらいました。
大人社会は変化を余儀なくされていますが、子どもたちにはいつもの生活を送らせてあげたいものです。
お気に入りのわらべうた、お気に入りの絵本、お気に入りの散歩コース…etc.
小さなことのようですが、一つ一つが子どもの毎日を支えています。
「おんなじことばかりしていて大丈夫かしら…?」と大人は心配しがちですが、子どもは決して同じことをしているわけではないのです。
安定した生活リズムと安心した繰り返しの中で、子どもはちゃんと自分自身を成長させる何かを見つけているのです。
今回はおすもうのわらべうたです。
♪ ちびすけ どっこい はだかで こい ふんどし かついで はだかでで こい ♫
膝に手を当て、しこを踏みながらうたいます。
それから、「見合って見合って、はっけよーい、のこった!」とお相撲です。
お相撲しよう!と言っても、何のことやらわからない子ども達も、何度かやるうちに力の入れ方がわかってきます。
押したり引いたり、ちょっと持ち上げたりと大人はいろいろと工夫してあげましょう。
コロンと痛くないように倒してあげる、そして上手に負けてあげる。
大人の腕のみせどころです。
片足立ちができるようになる2・3歳ごろから、遊び始めます。
しこを踏む足も、段々と高くあげられるようになります。
4・5歳になると、大人も本気を出さないとやられてしまうかも…
同じ遊びの繰り返しの中で、子どもはその時々の発達をちゃんと見せてくれます。
手足の筋力や集中力、やる気…体の大きさだけでなく子どもの成長を、体を使って一緒に遊ぶことで感じてください。
「もう一回!」とくること、間違いなし!
子どもから大人まで、年齢を問わず楽しく遊べるわらべうたです。