ハリソンさんはカノ紳士 ーフランス通過編 ー(後半)

今は昔の18世紀欧州が舞台の歴史大河ロマン。

30-6 ZOKU−ZOKUワード出現に高鳴るぜ!

2024年07月15日 | 第30話 続・シュン画と親子ゲンカ
  


 ハリソンさん、
ローラン師&ブラザーズが
「戦っている」と聞き、
16世紀フランスの作家
ラブレーが書いた
「ガルガンチュア物語」
の中に出て来る
戦う修道士、
ジャン・デ・ザントムール

を思い出してか?
反応してしまいました。


  


 ↑こちらも
「ガルガンチュア物語」が
元ネタになってます。
巨人族の王子
ガルガンチュアが
パリに行くと
市民がぞろぞろ…。
野次馬見物しに
出て来ました。

 そして、
ガルガンチュアが
冗談でした挨拶
(par rhys) で
大勢の人々が
溺死してしまいます。

 大惨事から
生き残った人が
発した罵りの言葉
「〈par rhys〉で
ずぶ濡れにされてしまった」
がパリの名前となった
という話。

 同物語内で
ジャン修道士は
修道院内の葡萄畑
から略奪する敵兵を
残虐極まりない
戦いっぷりで
容赦無く打ち倒して
しまいます。


 ハリソンさんは
「それで?こっちの
修道士達は何と
戦ってんだ?」

興味が湧いて
来ているのでした。

 
🔐 続きはあさって。



30-5 あの方には告れません!

2024年07月12日 | 第30話 続・シュン画と親子ゲンカ
  


 教会の中の小部屋、
資格を持った神父さんを通し、
神様に罪を告白して赦しを得る。

 デノワ氏は
そういう事で
解決する問題じゃない!

と感情爆発していますがーー。

 7つの大罪 (ジェイン姫が
現代に転生したら見てそうな
アニメのタイトルでは無い)
ーーでは悪い順で

 第3位 怠惰
  4位 憤怒
  5位 強欲
  6位 色欲

が絡んでいるので、
聴罪司祭である
ローラン師の
取扱範囲のようにも
見えるのですがーー。

 デノワ氏は
「いいや、
ハリソンさんがいい!」

とのようです。





 デノワ氏のお嬢さん、
リュシエンヌの言う所の
「茶色いオジさん達」
28話の登場人物紹介&
話の中にちょっとだけ
出て来てはいても、
その後は「何で登場人物紹介に
出てたの?」って位に
全く活躍していません。

 …が、
この人達に対して
ハリソンさんが異様な
興味を持ち、

相手方もやがて
これを感知して、
これまた不思議な引力で
引き合う事になるのです。


🔐 続きは来週。


30-4 類似性の法則という事なのか?

2024年07月10日 | 第30話 続・シュン画と親子ゲンカ
  


 ハリソンさんとデノワ氏、
お互い類似点があると
どこかで感じ取っているのかも
しれません。


 


 女性から理想の姿を
投影されやすい何かがある
所とか…?

 人からは相談され
やすいけど、
自分には相談できる
相手がなかなか
見つからないとか。

 ハリソンさん、
英国帰国後の自分にも
遠過ぎず近過ぎずな所で
似たような悩みと
対峙せざるを得ない事に
なるのは確かなのですが…。


🔐 続きはあさって。

 

30-3 噂すると来る人…社会科学なのか?スピリチュアルなのか?

2024年07月09日 | 第30話 続・シュン画と親子ゲンカ
  

 
 どっちの範疇なんでしよう?
噂する人とされる人の間に
何かしらの需要と供給の
関係
が成立している
からなのか?
何かしらの共通点があって
引き寄せの法則
来るんでしようか?

 
  


 そんなデノワ氏の
キャラがどこかで崩れる
と書きましたが、
次ページから本格的に
そうなりますし、
ひょっとしたら
今後、かなり露出度
高めな場面
を描く事に
なるかもしれないです。


 🔐 続きは明日。
   デノワ氏がハリソンさんを
   相談相手に選んだ理由は?


30-2 デノワさん春画見てんだってよ←あんたと一緒にすんな!

2024年07月04日 | 第30話 続・シュン画と親子ゲンカ
  


 前半21話11ページで
初登場(?)して以来、
何かとマルセルから
過剰反応され、
攻撃の的となってる
艶話集。


 22話9ページでは
ハリソンさんが
フランス各地で
その手の本を
マルセルに買いに
行かせて集めている
事が暴かれています。

 けれども、
まだこれはマシな方。
英国にはハリソンさんを
軽く上回る艶本コレクター
の友人(新キャラ)がいますし、
イタリア編では
好色上流金満貴族、
英国からの色事目当ての
旅行者らが登場し、
ハリソンさんを
啞然とさせるのです。

 そいつらを
どうやって品良く
公序良俗に則して
描こうか?
日本放送協会の
放送コードなど参考に

思案中なのでした。


 🔐 続きは来週。