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1955年のフランス映画と
同じタイトルですが、
あちらは真面目な幻想的青春映画。
こちらはといえば、
真面目なんだか不真面目なんだか…。
ハリソンさんの真意すらも
不明なのでした。
マルセルを助けるために
自分の方に注意を向けさせた
のかもしれません。
撹乱させた挙げ句に
何の話だったのか
分らなくするためだった
のかもしれません。
それとも見ての通り、
本当に思ってる事を
言ってるだけかもしれません。
でもそれなら
「青春の」じゃなくて
「回春の」なんじゃ?
そもそも
「マリアンヌさん結婚か?」も
まだ本当にそうなるのかが
ハッキリしていないんだけど…。
前半の物語中にも
貴族社会に属する方々が
何人か出て来ますが、
ハリソンさんは
正面切って歯向かう
ような事は今の所していません。
あくまでも、
それより一つ下の
紳士階級の人として
礼儀をわきまえた
節度ある態度を取っています。
ウォルポール氏にすら
そうしています。
でも、
11話の4&5ページで
親戚の貴族一家から
相当ひどい目に合わされて
いるらしいとあるので、
貴族階級全般に対し
良い印象を持っているとも
思えません。
なので、
マルセル+ハリソンと
宿のおかみ+おかみの娘で
(すんでの所で破戒僧だった
という宿の主人は中立派か?)
クレールとエクトル氏を
めぐっての対立が巻き起こる
かもしれませんし、
そんな中で宿の息子がまた
とんでもない事を
言い出すかもしれません。
❄️ 今年はここまで。
続きの数ページは来年になります。
元旦、もしくは 1月2日/日曜日から