祢津西宮横町の自然石道祖神
西宮公民館から少し東に行ったところの道端に南面して自然石道祖神が三つ並んでいる。家の脇の石積の上にあるもので、あえて石積が2段構えになっているのは、この道祖神を祀るためなのかもしれない。④同様にこのようなところにあると庭石か?と思わせるが、いわゆる世間の道祖神をイメージしていると、これが道祖神とは思わないだろう。向かって右端のものは、人形に見えなくもない。あえてこのような石を選んだのだろうか。岡村知彦氏の『東信濃の道祖神』にも「人形型自然石」と型式を表している。あと二つは「焼石」である。あえてそれぞれがモルタルで固定してあるあたりは、盗まれないようにというわけでは無いのだろうが、祭祀物であるということをあらためて認識させてくれる。
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