ヤフーの記事一覧に“「あなたは被害者?加害者?」トラブルになりやすい運転とは…発端理由が被害者側のケースも”が見えた。たびたび記す車の運転に関する記事だったのですぐに読んでみた。
もちろん煽り運転に関するもの。この記事に例示されたものは、いわゆる後ろから煽られたというものではない。最近わたしが意識している前の車が急ブレーキをかけて起訴されたという例だ。次のように記されている。
軽乗用車を運転中、後ろの乗用車に対し、急ブレーキを踏んだ女(32)は「車間距離を詰められたと感じ、注意するためにブレーキをかけたのに、無視されたと思った」という。そこで再び急ブレーキを踏んだようで後続車が追突して事故になった。急ブレーキをかけた側の女性が起訴された。
日々後ろから接近されるのが「嫌でしょうがない」と繰り返し記しているわたしは、おそらく「ここでブレーキを踏んで追突されなくとも、トラブルになった際に前を走っていた車が煽った」と訴えられる時代になったのだろう、と常々想像してブレーキを踏みたくとも自重している。煽り運転というと、後ろから煽られたことをイメージする人がほとんどかもしれないが、実際は煽っている方が被害者になるケースがあるということ。記事では後ろについていた側の男性は「なぜ何度も急ブレーキをかけられたのか全然わからなかった」とそもそもの煽り運転を認識していなかった。煽り運転で問題化する背景には、どちらにも非があると捉えても良いほど、何らかの理由がある。もちろん煽ることを前提で運転する人もいるから、全てではないが・・・。
記事では加害者にならないための運転をと呼びかけているが、そうはいってもでは後ろから接近されたらどうすれば良いか、には答えてくれない。高齢者ドライバーで後方を意識されている方は、左に車を寄せて後方の車を先に行かせる例をよく見かけるが、これは停められる空間があることが前提。田舎だからできるが、町の中では「どこに停めようか」と悩んでいるリスクの方が高くなる。そもそも車間距離をとらないドライバーを教育するべき。
また記事では「左車線の走行を」と言うが、高速であっという間に後ろにやってきて、前が詰まっている追越車線ではどうにもならない。もちろん走行車線も車間なく繋がっている。そもそもこうした空間、環境はリスクが高く、明らかに後ろについた車に非があるが、もしもの結果は必ずしもそうならない。基本的には後方車の方が分が悪いような配慮をするべきだと思うのだが・・・。
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