今年4月から、メキシコ・アメリカを中心に感染拡大を続けている、新型インフルエンザ(豚インフルエンザ)。WHO(世界保健機構)でも新型インフルエンザ・パンデミックの警戒水準をフェーズ5(ヒトからヒトへの相当数の感染)に引き上げ、パンデミック(世界流行)への警戒を強めている。
今週に入り、海外に短期留学していた大阪府の高校生・教員らが新型インフルエンザを発症。ほぼ空港での「水際対策」により、日本国内へのウイルス流入を防いだ。
しかし週末、兵庫県の複数の高校生が新たに新型インフルエンザを発症。いずれも渡航歴はなく、国内初の感染例となった。また大阪府の別の高校生らも発症したといい、国内での感染拡大も現実味を帯びてきている。
今回の新型インフルエンザは、強毒性のH5N1型でなく、H1N1型という弱毒性のウイルスであり、呼吸器官の病気などを持っていない限り、発症しても死亡にまで至るケースは少ないといわれている。ただ、スペイン風邪など過去の流行例が示すように、今年秋に再び大流行しないとも限らない、という話もある。
あまり騒いでも良くないが、これを機に食料品など非常時の備えのチェックや、マスクなどの着用、そして正しい手洗い・うがいを行う方が良い。またこういう時期であるから、感染発生国・地域への渡航の自粛・延期についても、会社や学校、自治体の指示に従って行動すべきである。
なによりも、落ち着いて、冷静かつ的確な行動を。他の災害でも同様である。
今週に入り、海外に短期留学していた大阪府の高校生・教員らが新型インフルエンザを発症。ほぼ空港での「水際対策」により、日本国内へのウイルス流入を防いだ。
しかし週末、兵庫県の複数の高校生が新たに新型インフルエンザを発症。いずれも渡航歴はなく、国内初の感染例となった。また大阪府の別の高校生らも発症したといい、国内での感染拡大も現実味を帯びてきている。
今回の新型インフルエンザは、強毒性のH5N1型でなく、H1N1型という弱毒性のウイルスであり、呼吸器官の病気などを持っていない限り、発症しても死亡にまで至るケースは少ないといわれている。ただ、スペイン風邪など過去の流行例が示すように、今年秋に再び大流行しないとも限らない、という話もある。
あまり騒いでも良くないが、これを機に食料品など非常時の備えのチェックや、マスクなどの着用、そして正しい手洗い・うがいを行う方が良い。またこういう時期であるから、感染発生国・地域への渡航の自粛・延期についても、会社や学校、自治体の指示に従って行動すべきである。
なによりも、落ち着いて、冷静かつ的確な行動を。他の災害でも同様である。